「ドローンスクールに通いたいけど、料金がよくわからない…」そう思っていませんか?
ドローンの国家資格に興味を持ったものの、スクールのホームページを見ると「二等コース〇〇万円〜」と書いてあるだけで、実際にいくらかかるのかイメージが湧かない。こんな悩みを抱えている方は少なくありません。
そこで結論からお伝えします。ドローンスクールの料金は、表示されている講習費だけで完結しません。学科試験料・実地試験料・交付手数料に加えて、夜間飛行や目視外飛行の「限定変更」を希望する場合はさらに追加費用がかかります。実際には表示価格の1.1〜1.3倍程度が「総額」の目安と考えてください。
この記事では、2026年8月時点の最新情報をもとに、複数のスクールを横断比較しながら「本当の総額」を明らかにしていきます。特に、ネット上の口コミで多く見られる「追加費用が事前にわからなかった」という不満を解消できるよう、スクールごとの内訳をできるだけ具体的に示していきます。
まず知っておきたい!ドローンスクール料金の基本的な内訳
ドローンスクールに支払うお金は、大きく分けて3つの段階で発生します。それぞれの内訳を整理しておきましょう。
講習費(スクールに支払うメインの費用)
これがいわゆる「ドローンスクール料金」として表示されている金額です。学科講習と実技講習がセットになった受講料で、スクールによって20万円〜80万円程度と幅があります。この金額には通常、テキスト代や機材レンタル代が含まれていることが多いですが、スクールによっては別途かかる場合もあるので要確認です。
試験費(国土交通省の公定価格)
国家資格を取得するには、学科試験と実地試験に合格する必要があります。これらの試験料は国土交通省によって定められており、2024年時点の公定価格(株式会社ミラテクドローン参照)では以下の通りです。
- 学科試験:一等9,900円、二等8,800円
- 実地試験(マルチローター):一等22,000円、二等13,200円
これらの試験はスクールとは別機関で実施されるため、講習費とは別に支払う必要があります。
交付手数料(登録免許税)
試験に合格した後、技能証明書の交付を受ける際に納める登録免許税です。一等・二等ともに3,000円(更新・再交付の場合は2,850円)がかかります。
つまり、これらを合計すると、講習費とは別に一等で約34,900円、二等で約25,000円が追加で必要になるという計算です。
2025年12月からの重要変更点!今こそ国家資格を取るべき理由
ドローンスクール料金を調べるうえで、見過ごせない制度変更があります。2025年12月以降、民間資格を根拠とした飛行許可申請の簡略化が廃止されました(国土交通省のFAQに基づく)。
これまでJUIDAやDPAといった民間資格を持っていると、飛行許可申請の手続きが一部簡略化されるメリットがありました。しかし2025年12月以降はこの優遇措置がなくなり、民間資格だけでは申請の簡略化メリットが得られなくなりました。
この変更の影響で、「まずは安い民間資格を取ってから国家資格を考える」という順番が実質的に意味を失いました。今は最初から国家資格を目指す方が、結果的にトータルコストも時間も抑えられます。
2026年8月現在、この変更を踏まえて具体的な取得戦略をアドバイスしている記事はほとんどありません。この点を押さえておくだけでも、他の情報と大きく差がつくでしょう。
【独自比較表】関東圏主要スクールの料金を横断比較
それでは、実際のスクール料金を比較していきましょう。2026年7〜8月時点で公開されている公式サイトの情報をもとに、関東圏の主要スクールをまとめました。
| スクール名 | 所在地 | 二等 初学者 | 二等 経験者 | 一等 初学者 | 一等 経験者 | 限定変更(目視外 / 夜間) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| KFJドローンスクール | 埼玉 | 23万円 | 8万円 | 46万円 | 23万円 | 要問合せ | 屋内1,240坪・卒業後練習場無料 |
| ドローンスクール東京 | 東京 | 30万円 | 10万円 | 40万円 | 40万円 | 二等:各3.5万円 一等:目視外12万円 / 夜間4万円 | 都心3拠点・少人数制 |
| NIKスクール | 埼玉 | 20万円〜(税別) | 8万円〜(税別) | 60万円〜(税別) | 30万円〜(税別) | 二等:各2〜4万円 一等:各3〜5万円 | キャッシュレス対応 |
| ドローンスクール埼玉レイクタウン | 埼玉 | 25万円(キャンペーン) | 10万円 | — | 40万円 | 二等:各3.5万円 一等:目視外12万円 / 夜間4万円 | 更新講習あり |
| 湘南ドローンアカデミー | 神奈川 | 34.1万円 | 8.8万円 | 63.8万円 | 要問合せ | 要問合せ | 卒業後練習無料 |
| 秋葉原ドローンスクール | 東京 | 35.2万円 | 16.5万円 | 要問合せ | 17.6万円〜 | 要問合せ | 秋葉原駅徒歩1分・屋内完結 |
※金額は各社公式サイトの記載に基づきます(2026年7〜8月時点)。キャンペーン価格と通常価格が混在するため、最新情報は必ず各公式サイトでご確認ください。
この表を見てわかるのは、「経験者」の定義がスクールによって大きく異なるという点です。例えば、あるスクールでは「二等資格保持者」のみを経験者扱いするのに対し、別のスクールでは「JUIDAやDPAの民間資格保持者」も経験者として割引の対象にしています。
つまり、自分がどのスクールで「経験者」と見なされるかが、支払う料金に直結します。問い合わせの際には、「私は◯◯の資格を持っていますが、経験者コースの対象になりますか?」と必ず確認することをおすすめします。
「限定変更」の追加費用こそが盲点!スクール間で大きな差
ドローンの国家資格は、基本となる「目視内飛行(昼間)」に加えて、目視外飛行や夜間飛行ができるように「限定変更」をすることができます。
この限定変更は別途講習を受ける必要があり、追加費用が発生します。そしてここが多くの人が見落としがちなポイントです。
各スクールの限定変更料金を見てみると:
- ドローンスクール東京:二等は目視外・夜間ともに各3.5万円、一等は目視外12万円・夜間4万円
- ドローンスクール埼玉レイクタウン:二等は各3.5万円、一等は目視外12万円・夜間4万円
- NIKスクール:二等は各2〜4万円、一等は各3〜5万円(基本コース受講時。単独受講の場合は各4〜5万円)
このように、限定変更の追加費用はスクールによって差があります。特に一等の目視外限定変更は12万円と高額になるケースも。「とりあえず基本コースだけ申し込んだら、後で限定変更を追加したくなって想定外の出費がかさんだ」という声は実際によく聞かれます(XやYahoo!知恵袋での口コミより)。
自分の仕事や目的で夜間飛行・目視外飛行が必要かどうかは、受講前にしっかり検討しておきましょう。
総額で考えるとどうなる?初学者・経験者別のリアルな試算
ここまでの情報を踏まえて、資格取得にかかる「総額」を試算してみます。あくまで目安ですが、スクール選びの参考にしてください。
【二等資格・初学者の場合】
| 項目 | 金額(目安) |
|---|---|
| 講習費 | 20〜40万円 |
| 学科試験 | 8,800円 |
| 実地試験 | 13,200円 |
| 交付手数料 | 3,000円 |
| 合計 | 約22〜43万円 |
【二等資格・経験者の場合】
| 項目 | 金額(目安) |
|---|---|
| 講習費 | 8〜16万円 |
| 学科試験 | 8,800円 |
| 実地試験 | 13,200円 |
| 交付手数料 | 3,000円 |
| 合計 | 約10〜18万円 |
【一等資格・初学者の場合】
| 項目 | 金額(目安) |
|---|---|
| 講習費 | 40〜80万円 |
| 学科試験 | 9,900円 |
| 実地試験 | 22,000円 |
| 交付手数料 | 3,000円 |
| 合計 | 約44〜83万円 |
※限定変更を追加する場合は、さらに2〜15万円程度が加算されます。
これらの試算を見てわかるのは、「講習費が安い=総額が安い」とは限らないということです。限定変更の料金体系や試験対策のサポート内容まで含めて総合的に判断する必要があります。
ネットの口コミから見える「本当の不満」と注意点
実際にスクールに通った人たちの声をXやYahoo!知恵袋で調べてみると(2026年8月7日確認)、次のような傾向が見えました。
ポジティブな声(約5件)
- 初心者向けの指導が丁寧で、実際にスキルが身についた
- 無料体験に参加して雰囲気の良さを確認できたので安心して申し込めた
- 講師の対応が親切で、質問しやすい環境だった
ネガティブな声・不満(約7件)
- 思っていたより総額が高くなった
- 限定変更の費用が別途かかることを事前に知らされなかった
- 問い合わせしても料金を明確に答えてくれないスクールがあった
- 資格を取った後も飛行許可申請が完全に不要になるわけではないと知ってガッカリした
特に注目すべきは、「料金の不透明さ」への不満が複数確認された点です。「問い合わせたらしつこく勧誘された」「見積もりをもらうまでに何度も連絡が必要だった」といった声もあり、この手の不信感はスクール選びの大きなハードルになっているようです。
また、「修了審査に落ちた場合の再試験はどうなるのか」という不安の声もありました。多くのスクールは修了審査の1回分の受験料を含んでいますが、落ちた場合の再試験費用は別途かかるケースがほとんど。この点も事前に確認しておくべきでしょう。
ドローンスクールを選ぶ前に絶対に確認すべき5つのポイント
ここまでの情報を踏まえて、スクール選びで絶対に外せない確認ポイントを整理します。
① 自分が「経験者コース」の対象になるか
保有している資格(JUIDA、DPA、二等資格など)がそのスクールで経験者扱いになるか確認しましょう。これだけで料金が半分近く変わることもあります。
② 限定変更の追加費用はいくらか
今は必要なくても、将来的に目視外や夜間飛行をしたい場合のために料金を確認しておきましょう。スクールによって差が大きい項目です。
③ 修了審査の再試験はどうなるか
再試験の費用が含まれているか、別途かかる場合はいくらなのかを確認しておくと安心です。
④ 総額見積もりを出してもらう
講習費+試験費+交付手数料+希望する限定変更の費用を合計した「総額」を問い合わせてみましょう。明確に答えられないスクールは避けたほうが無難です。
⑤ 無料体験や説明会に参加する
実際の雰囲気や講師の対応を知るには、やはり直接足を運ぶのが一番です。複数のスクールの無料体験を比較するのも良いでしょう。
まとめ|ドローンスクール料金は「総額」で判断しよう
ドローンスクール料金を調べるときは、表示されている講習費だけで判断してはいけません。
- 試験料や交付手数料が別途約2.5〜3.5万円かかる
- 限定変更を追加するとさらに2〜15万円程度が加算される
- スクールによって「経験者」の定義や限定変更の料金が大きく異なる
- 2025年12月以降は民間資格の簡略化優遇が廃止されたため、最初から国家資格を目指すのが得策
これらのポイントを押さえたうえで、複数のスクールから「総額見積もり」を取り、ご自身の目的や予算に合ったスクールを選んでください。
ドローンの国家資格は、これからますます需要が高まっていく分野です。正しい情報をもとに、納得のいく選択をしていただければ幸いです。

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