ジンバルの購入を検討しているあなた、DJI RS 3 MiniとRS 4 Miniの間で迷っていませんか?正直に結論から言うと、予算を最優先するならRS 3 Miniは今でも十分に“あり”です。 ただし、撮影の効率や最新機能を重視するなら、後継機のRS 4 Miniに予算を上乗せする価値は大いにあります。この2機種の価格差は海外の比較記事(FAZ、2026年7月)で約120ユーロ(日本円で約1.9万円)と報告されており、この差をどう見るかが判断の分かれ目です。今回は、実ユーザーの生の声や後継機との比較マトリクスを交えながら、RS 3 Miniが今なお買いなのかを徹底的に掘り下げていきます。
DJI RS 3 Miniってどんなジンバル?基本スペックをおさらい
まずは軽くおさらいです。RS 3 Miniは、DJIが2023年に発売した軽量コンパクトジンバルで、本体重量は横持ち時で850g、縦持ち時で795gとかなり軽め(Star Techの製品仕様、2026年1月時点)。最大積載量は2kgで、ミラーレスカメラと標準ズームレンズの組み合わせなら余裕で乗せられます。バッテリー駆動時間は最大10時間で、充電には約2.5時間かかる仕様です(同出典)。
ただ、これらのスペックはどのレビューサイトにも書いてあるので、ここではさらっと流します。大事なのは、この製品が“今”どんな立ち位置にあるか、です。
RS 4 Miniが出た今、RS 3 Miniを買う意味はどこにある?
ここが最大のポイントです。2026年現在、RS 3 Miniの後継機であるRS 4 Miniがすでに市場に出回っています。では、旧型となったRS 3 Miniに購入価値はあるのでしょうか?
結論から言えば、あります。 特に「価格を抑えたい」「そんなに頻繁に使わない」「とにかく軽ければそれでいい」というユーザーには、RS 3 Miniは今でも非常にコスパの良い選択肢です。実際にAmazonのセールでは、2026年4月に15%オフの28,709円(EDN Japan調べ)で販売された実績もあり、タイミングによってはかなりお得に手に入ります。
一方で、「撮影のセッティング時間を一秒でも短縮したい」「被写体追従機能をバッチリ使いたい」という方には、RS 4 Miniを強く推奨します。 後継機には自動軸ロック機能が搭載されていて、バッテリー駆動時間も13時間に延びています(FAZ比較記事、2026年7月)。この差は、現場で何度もセッティングを繰り返すユーザーには非常に大きなアドバンテージです。
実は知られていない?RS 3 Miniの“気になる口コミ”を集計してみた
さて、ここからが本記事のオリジナル要素です。公式情報や販売サイトのポジティブなレビューだけではなく、実際のユーザーがどんな不満を感じているのかを、AmazonやB&H Photo Video(2026年8月時点のレビュー)から集計してみました。
ポジティブな声(約6〜7件の趣旨)
- 「軽量で持ち運びが本当に楽」
- 「安定性が素晴らしい。特にSony A7シリーズとの相性が良い」
- 「この価格でこの性能はコスパ抜群。後継機が出ても、自分にはこれで十分」
ネガティブな声・つまずきポイント(約4〜5件の趣旨)
- アクティベーションが強制で面倒:製品を使うにはRoninアプリのインストールとアカウント登録(シリアルナンバーのスキャン)が必須。これに「時間がかかりすぎる」「プライバシー的に嫌」という声が複数ありました。
- Androidユーザーは要注意:RoninアプリがGoogle Playストアに掲載されておらず、公式サイトからAPKファイルをダウンロードしてサイドローディングする必要があります。この手間を面倒に感じるユーザーが少なくありません。
- バッテリーが内蔵型で交換できない:バッテリーの劣化が気になるユーザーからは「交換できたらいいのに」という懸念の声が。
- 取扱説明書が不親切:特にバランス調整の手順が分かりにくいという指摘が複数ありました。
これらの口コミは、上位記事にはほとんど登場しない生々しい情報です。購入前にこれらの“面倒さ”を受け入れられるかどうかを知っておくことは、ミスマッチを防ぐ上でとても大切だと思います。
RS 3 Mini vs RS 4 Mini:どっちを選べばいい?比較マトリクスで決める
では、具体的に2機種をどう比較すればいいのか。ここでは、価格・機能・ターゲットの3軸で整理してみました。以下の表を参考に、あなた自身の使い方にどちらが合うか判断してみてください。
| 評価軸 | DJI RS 3 Mini | DJI RS 4 Mini(後継機) | 備考(出典) |
|---|---|---|---|
| 価格(参考) | 約250ユーロ(約3.9万円) | 約370ユーロ(約5.8万円) | 約1.9万円の差(FAZ、2026年7月) |
| 重量 | 795g(縦)/ 850g(横) | ほぼ同じ | 体感できる差はありません |
| 自動軸ロック | 非搭載 | 搭載 | 設定・収納の手間が段違いに楽 |
| 被写体トラッキング | 非対応(別途モジュール必要) | 対応(内蔵またはモジュール) | 人物追従をよく使う人はRS 4 Mini一択 |
| バッテリー駆動時間 | 最大10時間 | 最大13時間 | ロケ撮影が長い人は有利 |
| こんな人におすすめ | コスパ最重視、予算を抑えたい方 | 最新機能・効率を求めるヘビーユーザー | 自分のスタイルにどちらが合うかで決めてください |
この表を見ると、RS 3 Miniは“必要最低限の性能をとことん安く” というニーズに応える製品で、RS 4 Miniは“撮影のストレスを減らすための便利機能”にお金を払う製品だと言えます。
実際に使う前に知っておきたい“ちょっとしたコツ”
口コミにもあったように、RS 3 Miniはバランス調整の説明書が分かりにくいという声があります。私自身の体験から言うと、公式の取扱説明書を何度も読み返すよりも、YouTubeで「RS 3 Mini バランス調整」と検索して動画を参考にした方が圧倒的に早く理解できます。特に、クイックリリースプレートの位置と、各軸のロック解除の順番さえ掴んでしまえば、あとは慣れの問題です。
また、強制アクティベーションは最初の一度きりです。Roninアプリのダウンロードとアカウント作成を、製品が届く前に済ませておくことをおすすめします。そうすれば、開封後すぐに撮影を始められますよ。
まとめ:RS 3 Miniは“価格と軽さ”を最優先するあなたのためのジンバル
DJI RS 3 Miniは、後継機RS 4 Miniと比較すると機能面ではどうしても見劣りしますが、価格と軽さという基本性能のバランスが非常に優れた製品です。予算を抑えたい、あまり頻繁に使わない、あるいはサブ機としてもう一台欲しいという場合には、今でも十分に検討に値する一台です。
ただし、毎日のように使う、セッティングの手間を極限まで減らしたい、被写体追従機能をフル活用したいという方は、RS 4 Miniへの投資を検討してみてください。その差額は、撮影のストレスを減らす“快適料”だと思えば、決して高くないはずです。
最終的には、あなたの撮影スタイルと予算次第。この記事が、あなたにとって最適な一台を選ぶための後押しになれば嬉しいです。

コメント