DJI Mini 3 Proを使っているみなさん、こんな悩みはありませんか?
「最新ファームウェアって今どんなバージョンなんだろう?」「自分の機体のバージョンから何が変わったのか知りたい」「アップデートに失敗したらどうしよう…」
この記事では、2022年5月の発売直後の初回ファームウェアから、データベース上で確認されている最新バージョン v01.00.0900(2026年8月29日時点) まで、すべてのアップデート内容を時系列で完全網羅します。さらに、公式のアップデート手順や失敗時の対処法、そして周辺機器の互換性情報まで、この1記事にギュッと詰め込みました。
結論から言うと、あなたがもし v01.00.0600 より古いバージョンを使っているなら、DJI Goggles 2やRC Motion 2といった周辺機器のサポートが追加された大きなアップデートを見逃している可能性が高いです。そして、2023年9月以降には「一部の既知の問題を修正」した v01.00.0700 が、さらにその後には v01.00.0900 がリリースされています。でも、安心してください。この記事を読めば、あなたの機体を最新かつ最適な状態にアップデートするために必要な情報がすべて手に入ります。
DJI Mini 3 Proのファームウェア最新状況とバージョン履歴
まずは、DJI Mini 3 Proのファームウェア全体像を把握しましょう。この機体は発売以来、数多くのアップデートが行われてきました。ここでは、各バージョンで具体的に何が変わったのかを時系列で詳しく解説していきます。
v01.00.0100(2022年5月17日)— 初回アップデートで飛躍的に進化
発売直後の2022年5月にリリースされたのが、この初回アップデートです。これにより、DJI Mini 3 Proは真価を発揮することになりました。
具体的には、以下のような多数の機能がこの1回のアップデートで追加されました。
- トゥルーバーティカル撮影(縦向き動画撮影)
- FocusTrack(被写体を自動で追尾する機能)
- APAS 4.0(障害物を回避する機能)
- ハイパーラプス(タイムラプス動画の撮影)
- MasterShots(自動でプロ並みの編集動画を作成)
- QuickShots(決まった軌道で自動撮影する機能)
- 4K/60fpsでの動画撮影
- 1080p/120fpsでのスローモーション撮影
特に注目すべきは、映像制作メディアのCined.com(2022年5月22日付)が報じているように、D-Cinelikeカラーモードで10ビットカラー出力が可能になったという点です(出典:Cined.com)。この非公表の改善により、後編集の幅が格段に広がりました。多くの日本語レビューはこの初回アップデートの内容で止まっていますが、実はその後のアップデートも非常に重要なんです。
v01.00.0201(2022年6月30日)— 縦撮影とAF性能がさらに向上
約1ヶ月半後には、v01.00.0201がリリースされました。動画撮影をメインで楽しむユーザーには特に嬉しいアップデートです。
- 縦向き(ポートレートモード)でのFocusTrack、QuickShots、ハイパーラプスがサポートされました。
- 動画撮影中にコンティニュアスAF(AF-C)が使えるようになり、被写体が動いてもピントが追従し続けるようになりました。
- データ転送中のバッテリー保護を目的としたUSBモードが追加されました。
- 夜間のD-Cinelike画質が最適化され、よりノイズの少ない映像が撮れるようになりました(出典:Skyzr.com)。
v01.00.0400(2022年10月26日)— 米国向けRemote ID対応と画質調整
2022年10月には、v01.00.0400が登場しました。このバージョンでは、米国で義務化されたRemote ID(リモートID)への対応が大きなトピックです。
- 米国向けにRemote IDがサポートされました。
- 縦向き(ポートレート)でのMasterShotsが使用可能になりました。
- シャッター優先モード(Sモード)とISO優先モードが追加され、より撮影者の意図を反映した設定ができるようになりました。
- 画質設定として、シャープネスとノイズリダクションの調整項目が追加されました(出典:Skyzr.com)。
v01.00.0500(2023年3月28日)— 設定リセット機能とエキスポ調整
2023年3月のアップデートでは、運用面での改善が図られました。
- 「すべての設定をリセット」と「すべてのデータを削除」オプションが追加され、機体を初期状態に戻しやすくなりました。
- ゲイン・エキスポ調整が追加され、より細かいフライト特性のカスタマイズが可能になりました(出典:Skyzr.com)。
v01.00.0600(2023年4月25日)— 周辺機器のサポートが大幅拡充
このアップデートは多くのユーザーにとって大きな分岐点となりました。なんと、DJI Goggles 2、Goggles Integra、そしてRC Motion 2という、没入感のあるFPV飛行を楽しむための周辺機器がサポートされたのです(出典:Skyzr.com)。
もしあなたがこれらのゴーグルやモーションデバイスを持っているのに接続できない場合、それはおそらくこのv01.00.0600へのアップデートがまだだからです。DJI Mini 3 Proを単なるカメラドローンではなく、よりエンターテイメント性の高いデバイスに変える可能性を秘めた、見逃せないアップデートと言えるでしょう。
v01.00.0700(2023年9月26日)— 安定性向上のアップデート
そして、Airdata Wikiのデータベースによると、2023年9月26日に v01.00.0700 がリリースされました。このバージョンでは「一部の既知の問題を修正」とされており、安定性やバグ修正が中心だったと推測されます(出典:Airdata Wiki)。
v01.00.0900 — 最新バージョンの存在を確認
さらに、Airdata Wikiのデータベースには v01.00.0900 というバージョンが確認されています。このバージョンの具体的なリリース日や変更点は現時点で公開情報からは確認できませんが、少なくともv01.00.0700よりも新しいバージョンが存在するという事実は、これからアップデートを検討するうえで重要なポイントです。
ファームウェアのアップデート方法と失敗したときの対処法
バージョン履歴を確認したところで、実際にアップデートをどうやって進めればいいのか、万が一失敗したらどうすればいいのかを見ていきましょう。
DJI Flyアプリを使った基本的なアップデート手順
最も一般的で手軽な方法は、DJI Flyアプリを使う方法です。DJI公式サポート(2024年5月20日付)に従って、以下の手順で進めてください。
- スマートフォンとリモコンを接続し、DJI Flyアプリを起動します。
- 機体の電源を入れ、アプリと機体が接続されていることを確認します。
- アプリのホーム画面に新しいファームウェアが利用可能という通知が表示されれば、その指示に従ってダウンロードとインストールを開始します。
- アップデート中は絶対に機体の電源を切らず、アプリを閉じないでください。バッテリー残量が50%以上あることも確認しておきましょう。
DJI Assistant 2を使ったアップデート方法
もしDJI Flyアプリでのアップデートがうまくいかない場合や、パソコンを使って安定した環境でアップデートしたい場合は、DJI公式のPCソフトウェア「DJI Assistant 2」を使用します。
- DJI公式サイトからDJI Assistant 2をダウンロードし、パソコンにインストールします。
- 機体の電源を入れ、USBケーブルでパソコンと接続します。
- ソフトウェアを起動し、機体が認識されたら、表示される最新ファームウェアを選択してアップデートを実行します。
アップデートに失敗した場合のチェックポイント
もしアップデートに失敗してしまっても、慌てる必要はありません。DJI公式サポート(2024年8月12日付)に基づき、以下のポイントを確認してみてください。
- バッテリー残量は十分か:50%以上あることを再度確認しましょう。
- スマートフォンとリモコン、機体の接続は安定しているか:ケーブルが緩んでいないか、Bluetooth接続が途切れていないか確認します。
- アプリやソフトウェアは最新版か:DJI FlyアプリやDJI Assistant 2自体が古いと、アップデートが正常に行えないことがあります。
- 機体を再起動してからもう一度試す:一度電源を切り、すべての接続をリセットしてから再チャレンジしてみましょう。
【比較表】DJI Mini 3 Pro ファームウェア バージョン履歴と主な変更点
ここまでの情報を、ひと目で確認できるように表にまとめました。
| バージョン | リリース日(推定) | 主な変更点・新機能 |
|---|---|---|
| v01.00.0900 | 不明(2023年9月以降) | データベース上で存在確認済み。変更点は未確認。 |
| v01.00.0700 | 2023年9月26日 | 一部の既知の問題を修正。 |
| v01.00.0600 | 2023年4月25日 | DJI Goggles 2、Goggles Integra、RC Motion 2をサポート。 |
| v01.00.0500 | 2023年3月28日 | 「すべての設定をリセット」と「すべてのデータを削除」オプションを追加。ゲイン・エキスポ調整を追加。 |
| v01.00.0400 | 2022年10月26日 | Remote ID(米国)のサポート。縦向きでのMasterShotsをサポート。シャッター優先・ISO優先モードを追加。画質設定(シャープネス、ノイズリダクション)を追加。 |
| v01.00.0201 | 2022年6月30日 | 縦向きでのFocusTrack、QuickShots、ハイパーラプスをサポート。動画撮影中のAF-Cをサポート。USBモードを追加。夜間のD-Cinelike画質を最適化。 |
| v01.00.0100 | 2022年5月17日 | 初回アップデート。トゥルーバーティカル撮影、FocusTrack、APAS 4.0、ハイパーラプス、MasterShots、QuickShots、4K/60fps、スローモーション(1080p/120fps)などを追加。D-Cinelikeで10ビットカラーに対応。 |
周辺機器との互換性を確認しよう
特にDJI Mini 3 Proは、周辺機器との組み合わせで楽しみ方が広がります。前述の通り、DJI Goggles 2や**DJI RC Motion 2**を使ったFPV飛行は、v01.00.0600へのアップデートが必須条件です。
また、標準の**DJI RC-N1リモコンはもちろん、ディスプレイ内蔵のDJI RC、そして高性能モデルのDJI RC Pro**でも利用できます。これらのリモコンをすでにお持ちの場合でも、機体のファームウェアが古いと正常に機能しない場合があるので、必ず最新の状態に保つようにしてください。
DJI Mini 3 Proを安全に、もっと快適に飛ばすために
ここまで、DJI Mini 3 Proのファームウェアの全容とアップデート手順について詳しく見てきました。
2019年以降、DJIは継続的にファームウェアアップデートを提供し、ユーザー体験の向上に努めています。今回ご紹介したv01.00.0100からv01.00.0900までのアップデート履歴は、その努力の結晶と言えるでしょう。特に、v01.00.0600でゴーグル類に対応したことで、この機体の可能性はさらに広がりました。
アップデートは、新しい機能を追加するだけでなく、既知の不具合を修正し、機体の安全性を高めるために非常に重要です。面倒に感じるかもしれませんが、快適で安全なフライトを楽しむためには欠かせない作業です。
もしあなたのDJI Mini 3 Proがまだ古いバージョンのままでしたら、この記事を参考に、ぜひこの機会に最新のファームウェアへのアップデートを検討してみてください。あなたのDJI Mini 3 Proが、さらに頼もしい相棒になるはずです。

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