DJI Mini 4シリーズのバッテリー選びでいちばん悩むのは、「長時間飛べるPlusバッテリーと軽量な標準バッテリー、どっちを買うべきか」という点だと思います。結論から言うと、航空法の規制を気にせず手軽に飛ばしたいなら標準バッテリー、とにかく長く飛ばしたいなら純正Plusバッテリー。そして、絶対に非純正バッテリーは買わないでください。 値段が安いからといって飛びつくと、後々ファームウェアのアップデートで使えなくなるリスクがあります。この記事では、多くの解説記事が触れていない「非純正バッテリーの危険性」や「バッテリークリップの破損トラブル」といったユーザーのリアルな声をもとに、あなたの用途にぴったりのバッテリーを選べるように徹底的に解説していきます。
DJI Mini 4シリーズのバッテリー事情まとめ~標準・Plus・非純正の違いと選び方
DJI Mini 4 ProやMini 3シリーズで使えるバッテリーは、大きく分けて「標準バッテリー」「Plusバッテリー」「非純正バッテリー」の3種類があります。まずはそれぞれのスペックをざっくり比較してみましょう。DJI公式の情報(2024年2月時点)によると、標準バッテリー(BWX140-2590-7.32型)は容量2590mAh、重量は約77.9gです(出典:DJI公式コミュニティ転載情報)。一方、Plusバッテリーは容量3850mAh(28.4Wh)、重量は約121gになります(出典:B&H Photo Video商品ページ、2026年6月更新)。この重量差が、実は後々大きく効いてくるんです。
| 項目 | DJI Mini 4 標準バッテリー | DJI Mini 4 Plusバッテリー(純正) | 非純正バッテリー(例:COOLSHOW 3850mAh) |
|---|---|---|---|
| 公称飛行時間 | 最大34分 | 最大45分(Mini 4 Proの場合) | 公称34分以上(製品により異なる) |
| 容量 | 2590 mAh | 3850 mAh | 3850 mAh(謳い文句) |
| 重量 | 約77.9 g | 約121 g | 約80.5g前後(公称値) |
| 機体重量(参考) | 249g未満(維持) | 約290g(超過) | 機体・バッテリー次第で超過リスク |
| DJI Care / 保証対象 | 適用される | 適用される | 基本的に適用外 |
| ファームウェア互換性 | 常に互換性あり | 常に互換性あり | アップデートで飛行不可になるリスク大 |
| 参考価格(米国) | 約99ドル(推定) | 135.00ドル | 約50〜80ドル(推定) |
この表を見て「非純正、安くて軽いじゃん!」と思った方、ちょっと待ってください。この後、その落とし穴を詳しく説明しますね。
知らないと損する!Plusバッテリーのメリット・デメリットを徹底検証
Plusバッテリー最大の魅力は、やっぱりその飛行時間の長さです。公称45分という数字は、撮影のロケハンや複数カットの撮影をまとめて行いたい時に心強い味方になります。実際にユーザーからも「Plusバッテリーにしてから撮影の余裕が全然違う」というポジティブな声が複数寄せられています。
ただし、デメリットもちゃんとあります。まず、重量が約121gになることで、機体全体の重量が249gを超えてしまいます。日本を含む多くの国では、この重量を超えると航空法の区分が変わり、登録や認可が必要になるケースがあります。つまり、「軽量ドローンの恩恵をフルに受けたい」という方は、標準バッテリーを選ぶほうが無難かもしれません。
また、充電時間も変わってきます。Plusバッテリーを充電ハブでフル充電するのにかかる時間は約78分と、標準バッテリーより長くなるとされています(出典:B&H Photo Video商品ページ)。長時間飛行できる反面、充電にも時間がかかるというトレードオフを理解しておきましょう。
実は危険?非純正バッテリーのリアルなリスク(ファームウェア制限・保証外・寿命問題)
ここがこの記事のいちばんの山場です。非純正バッテリー、正直おすすめできません。理由はいくつかありますが、最大の理由はファームウェアアップデートによる使用制限です。
DJI公式フォーラムでは、2024年4月以降、ファームウェアバージョンv01.00.0700を適用した機体で非純正バッテリーが認識されず、離陸すらできなくなったという報告が複数寄せられています(出典:DJI公式フォーラムスレッド、2024年4月)。つまり、「昨日まで使えていたのに、アップデートしたら飛べなくなった」という事態が現実に起きているんです。これは「確定事実」として認識しておいてください。
さらに、非純正バッテリーを使用した場合、DJI Care(ドローン保険・補償サービス)の対象外になる可能性が極めて高いです。もしバッテリーが原因で機体が落下したり、故障したとしても、保証が受けられないと考えると、初期コストの安さがまったく意味をなさなくなります。
また、バッテリー自体の寿命についても注意が必要です。DJI純正バッテリーはおおよそ200回の充放電サイクルを目安に交換時期を知らせる機能が備わっています(出典:DJI公式フォーラムユーザーコメント、2024年6月)。非純正品にはこうした安全機能が実装されていないことが多く、突然バッテリーが膨張したり、飛行中に電力が落ちるといったトラブルが報告されることも少なくありません。
ユーザーが実際に困っている「バッテリークリップ破損問題」とは?
ここからは、多くの解説記事がスルーしている物理的なトラブルについてです。DJI公式フォーラムでは、Mini 4シリーズのバッテリーを固定するクリップ(ロック部分)が破損するという報告が相次いでいます(出典:DJI公式フォーラムスレッド、2024年1月)。使用頻度がそれほど多くないのに、純正バッテリーでもこの破損が発生しているというのがポイントです。
この問題は、バッテリーの着脱を頻繁に行うユーザーにとっては深刻です。クリップが破損すると、バッテリーが飛行中に外れる危険性があり、最悪の場合、機体を失うことにもつながります。もしこの現象が起きたら、DJIサポートに問い合わせるのが確実な対処法です。この情報は、実際のユーザー体験に基づく「確定事実」として頭に入れておいてください。
結局どれを選べばいい?目的別バッテリー選びの結論
それでは、ここまでの情報を踏まえて、あなたの目的に合わせたバッテリー選びの結論をまとめます。
- とにかく軽さを優先し、法規制を気にせず街中や山間部で手軽に飛ばしたい方 → 純正の標準バッテリーを選びましょう。飛行時間は34分と、実用上十分な時間があります。DJI Mini 3やMini 3 Proでも同じバッテリーが使えるので、機体を買い替えた場合も流用しやすいです。
- 撮影時間を最大限に確保し、プロ並みの長時間フライトを求めたい方 → **純正のDJI Intelligent Flight Battery Plus**を選んでください。重量オーバーによる法規制の変更だけは事前に確認しておく必要がありますが、それに見合うだけのパフォーマンスがあります。
- 絶対に選んではいけない選択肢 → 非純正バッテリーです。価格が安くても、ファームウェアアップデートで使えなくなるリスク、保証対象外となるリスク、そして安全面での不安を考えると、長い目で見たコストパフォーマンスは最悪です。
DJI Mini 4 Proをお使いの方や、これから購入を検討されている方は、ぜひ純正バッテリーを選んで、安全で快適なフライトライフを楽しんでくださいね。

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