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DJI Mini 3を中国で飛ばすのはアリ? 登録・飛行許可・事前準備を徹底解説

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「DJI Mini 3、買おうか迷ってるんだけど、中国に持って行って飛ばせるのかな?」
「249g未満だからどこでも登録不要って聞いたけど、中国でもそうなの?」

そんな疑問をお持ちの方、多いんじゃないでしょうか。

結論から先に言います。DJI Mini 3を中国で飛ばすことは可能です。ただし、「249g未満だから登録不要」という認識は中国では通用しません。中国の民用航空局(CAAC)のルールでは、重量に関わらずドローンの実名登録が義務付けられています。 しかも、その登録には中国の電話番号が必須。つまり、事前準備をしっかりしないと、現地で「飛ばそうと思ったら飛ばせなかった」という悲劇が待っています。

この記事では、中国でDJI Mini 3を運用するための具体的なルールと、日本にいるうちにやっておくべき事前準備を、2026年9月時点の情報をもとに徹底解説します。なお、本記事の情報は主に中国渡航者向けコミュニティ(Hi-China, 2026年)や中国民用航空局の公式ポータル(uom.caac.gov.cn)を参照しており、実際に中国でドローンを飛ばす際の行動指針となることを目指しています。

中国のドローン規制は「重量」より「登録」が第一

日本やアメリカでは、DJI Mini 3の大きなセールスポイントである「249g未満」という軽さが、登録義務の免除に直結しています。しかし中国では話がちょっと違います。

中国のCAAC規則では、ドローンを重量区分で「微軽型」「軽型」「小型」「中型」「大型」に分類しています。DJI Mini 3は「微軽型(250g未満)」に該当し、操縦者技能証明は不要です。ただし、実名登録自体はすべてのドローンに義務です。つまり、たとえ249gでも、まずは自分と機体を国に登録しなければなりません。

この点は、多くの日本語の海外ドローン記事が「249gならどこでも登録不要」と説明しているのとは大きく異なるポイントです。中国に渡航するなら、この認識をまずアップデートしてください。

外国人がCAAC(中国民用航空局)に登録するための条件

ここが一番のハードルです。CAACの公式登録システム「UOM(Unmanned Aircraft Operation Management System)」にアクセスして登録を進めるのですが、外国人が登録するためには以下のものが必須だとされています。

  • 中国の電話番号(SIMカード)
  • パスポート番号
  • 中国滞在登記(居住登記)の情報

特に中国の電話番号が最大の壁です。日本のSIMのままローミングしていてはダメで、中国国内で使用できる現地のSIMカードを入手し、SMS認証を受けられる状態にしておく必要があります。

これはつまり、空港に着いてすぐにドローンを飛ばそうと思っても、まずSIMを調達し、登録システムにアクセスし、認証を完了させるという工程が必須になるということです。旅行のスケジュールに余裕を持たせておかないと、飛行予定日に間に合わない可能性が高いでしょう。

飛行許可(飛行計画申請)も忘れずに

登録が済んだら次は「飛行計画の申請」です。中国では、ドローンを飛ばす前に、飛行の24時間前までに当局に飛行計画を提出し、承認を得ることが法律で義務付けられています。

ここで注意したいのは、DJIの公式アプリ「DJI Fly」の地図上で飛行可能エリアになっていても、それはあくまでアプリ上の制限(ジオフェンス)が解除されているというだけで、中国の法律上の許可が下りているわけではないという点です。

実際に飛ばす日時、場所、高度を事前に申請し、承認番号のようなものを取得しておく必要があります。この申請もすべて中国語のポータル上での作業になるため、語学面でのハードルも考慮しておきましょう。

ユーザーの声から見えた「中国以外」の現実的な注意点

中国現地の話だけでなく、DJI Mini 3の購入・運用全般について、日本語のレビューやSNSではこんなリアルな声が上がっていました(2026年9月現在、各種ショップレビュー・Note等を参考)。

  • 「購入後、国土交通省への登録(DIPS)が必要で、届いたその日には飛ばせなかった」 という声が複数見られました。中国に行く前に、まず日本国内で飛ばすための登録が別途必要という点を見落としている方が少なくありません。
  • 「標準バッテリーは実質10分程度しか持たない。Fly More Comboが実質必須」 という意見も目立ちました。カタログスペックの38分はあくまで理想値で、実際の運用では予備バッテリーが絶対に必要だというのがユーザーの実感です。
  • また、「説明書がペーパーレスで日本語の取説がなく戸惑った」 という声や、「初期不良時のサポートがショップとDJIの間で行き来して時間がかかった」 といった購入後のサポートに関する不満も確認されています。

中国国内で購入する? それとも日本で買って持っていく?

DJI Mini 3の価格動向を見てみると、2026年5月から6月にかけて、AmazonでFly More Combo(DJI RC付属モデル)が約499ドル(約7万円台後半)にまで値下がりしたという海外報道(Gizmodo, 2026年)がありました。また、ヨーロッパのAmazonではRC-N1モデルが€285(約4万円台後半)まで下がったという情報もあります(Presse-citron, 2026年)。

中国国内のプラットフォーム(淘宝や京東)で買うと、為替レートやセール時期によっては日本より安く入手できる可能性もあります。ただし、中国国内で購入した場合のサポート体制や、アプリの仕様が中国版とグローバル版で異なるリスク(データ送信先や地理的制限の違い)を考えると、初めての1台は日本の正規販売店や信頼できるオンラインショップで購入し、そのまま中国に持ち込むのが無難かもしれません。

中国渡航前にやっておくべきことリスト

中国でDJI Mini 3をスムーズに飛ばすために、日本にいるうちに済ませておくべき準備をまとめました。

  1. DJI Mini 3本体のファームウェアを最新に更新する
    中国のCAAC規則対応ファームウェアは2024年初頭にリリース済みです(DroneXL, 2024年)。渡航前に必ずアップデートしておきましょう。現地でネットワーク環境が不安定な中での更新は避けたいところです。
  2. 日本国内の登録(DIPS)を済ませておく
    中国に行く前に、まずは日本で合法に飛ばすための登録を済ませておきましょう。機体に貼付する登録記号のシールも忘れずに。
  3. 渡航後にすぐに中国のSIMカードを入手できるルートを調べておく
    空港や市内のSIM販売店、eSIMの対応状況などを事前にリサーチしておきましょう。UOM登録にはSMS受信が必須なので、データ通信専用ではなく、電話番号付きのSIMが必要です。
  4. CAACのUOMシステム(uom.caac.gov.cn)に事前にアクセスしてみる
    アカウント作成の流れや、どんな情報を求められるのかを事前にチェックしておくだけでも、現地でのストレスが大幅に減ります。
  5. 渡航スケジュールに「登録日」と「申請日」を組み込む
    飛行予定の24時間前までに申請が必要なため、到着日にいきなり飛ばそうと計画するのは現実的ではありません。到着後1〜2日は登録と申請の手続きに充てるつもりで行程を組みましょう。

DJI Mini 3は中国でも「使える」けど「そのまま」では飛ばせない

DJI Mini 3自体は、コンパクトでありながら高画質で安定性も高く、初心者からベテランまで幅広く支持されている名機です。Fly More Comboを選べばバッテリーも複数確保できて、なおかつRC付属モデルならスマホをつなぐ手間も省けます。

ただし、中国という国はドローン規制が特に厳しい国のひとつです。249gという軽さは、操縦資格の不要さという面では有利に働きますが、登録自体が免除されるわけではありません。

「現地についてから何とかなるだろう」は禁物です。この記事を読んでいるあなたが、中国でDJI Mini 3を気持ちよく飛ばすためには、日本にいるうちから「中国の電話番号」と「CAAC登録」という二つの壁を認識し、計画的に準備を進めること。それが、最高の空撮体験への近道です。

中国の広大で美しい景色を、DJI Mini 3で撮影する旅が、素晴らしいものになりますように。しっかり準備して、安心して飛ばしてくださいね。

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