DJI Mini 2を手に入れたけど、「登録って何をすればいいの?」「リモートIDってどうやって設定するの?」と困っていませんか?
結論から言うと、DJI Mini 2の登録とリモートIDの書込み(インポート)は、DJI Flyアプリを使えば5分ほどで完了します。しかも、機体に貼るステッカーや後付けモジュールは一切不要。アプリ上で国土交通省のシステムと連携するだけで、法律に則った飛行ができるようになります。
この記事では、2026年8月時点の最新の手順に沿って、初心者の方が特に混乱しがちな「登録」と「リモートID書込み」の違いから、具体的なアプリ操作の流れ、つまずきポイントまでをわかりやすく解説していきます。
DJI Mini 2の登録義務:まず知っておくべき基本ルール
DJI Mini 2は、本体重量が199 g(バッテリーとプロペラを含む日本仕様)です(システムファイブ公式サポート、2024年9月)。日本の航空法では、100 g以上の無人航空機はすべて登録義務の対象となります。つまり、DJI Mini 2はしっかり「登録必須」のドローンなんです。
ここでよくある誤解が、「アメリカのルールでは250 g未満は登録不要だから、日本も同じでしょ?」というもの。これは完全に間違いです。日本の基準は100 g。この違いを勘違いしていると、いざ飛ばそうとしてトラブルになりかねません。まずはこの「日本は100 g以上が対象」というルールを頭に入れておいてください。
また、DJI Mini 2はリモートIDが内蔵されています。2022年6月の法改正で、DJIはファームウェアアップデートによりMini 2を含む複数の機種を内蔵リモートID対応と発表しました(ドローンジャーナル、2022年6月)。つまり、後付けの外部モジュールを買う必要はまったくない、ということです。この「内蔵型」という点が、登録手続きの流れを大きく左右します。
国土交通省のドローン登録システムで申請する
では、具体的な登録の流れを見ていきましょう。登録作業は大きく分けて2つのステップで構成されています。
- 国土交通省の「無人航空機登録ポータルサイト」で登録申請をする(これがいわゆる「登録」)
- DJI Flyアプリを使って、登録情報を機体に書き込む(これが「リモートID書込み=インポート」)
この2つは別物なんです。多くの解説記事ではこのあたりが混同して説明されていることが多く、初心者の方が「登録したのにアプリで何かやらないといけないの?」と混乱する原因になっています。
まずは1つ目のステップ。国土交通省の登録ポータルサイトにアクセスし、必要事項を入力して申請します。このとき、DJI Mini 2はリモートIDが内蔵されているので、申請フォームの「リモートIDの有無」では**「あり(内蔵型)」**を選択します。ここを間違えると後で修正が大変なので、必ず「内蔵型」を選んでください。
申請が完了すると、登録番号(機体記号)が発行されます。この番号はあとでアプリにインポートすることになります。この登録番号の発行までが「登録申請」のゴールです。
DJI FlyアプリでリモートIDをインポートする手順(5分で完了)
さて、ここからが実践です。国土交通省から登録番号が発行されたら、いよいよDJI Flyアプリを使って機体にリモートIDを書き込みます。DJI公式サポート(2024年10月更新)に基づいた手順を、わかりやすく分解して紹介します。
手順1:準備を整える
まず、機体(DJI Mini 2本体)、送信機(コントローラー)、そしてDJI Flyアプリをすべて最新の状態にアップデートしてください。古いバージョンだと、この後のインポート画面が正しく表示されないことがあります。
手順2:アプリを開いて「安全」メニューへ
機体と送信機を接続し、DJI Flyアプリを起動します。カメラビューが表示されたら、画面右上の「一般設定メニュー」(「…」のアイコン)をタップします。するとメニューが開くので、その中から**「安全」**を選びます。
手順3:「無人航空機システムリモートID」をタップ
「安全」メニューのなかに、「無人航空機システムリモートID」という項目があります。ここをタップしてください。
手順4:「インポート」を実行
画面に「インポート」というボタンが表示されるので、タップします。ここで「あれ?登録番号を手入力するのかな?」と思うかもしれませんが、DJI Mini 2の場合は違います。
手順5:国土交通省のシステムにログイン
「インポート」をタップすると、自動的に国土交通省航空局のログイン画面に遷移します。ここで、先ほど登録ポータルサイトで作成したログインIDとパスワードを入力します。
手順6:機体のシリアル番号(製造番号)が自動表示される
ログインすると、なんと接続している機体のシリアルナンバー(製造番号)が自動的に表示されます。ここがDJI Mini 2の便利なポイントです。自分で番号を確認して入力する手間が省けるんです。表示された番号が正しいことを確認したら、「同意して連携」をタップします。
手順7:インポート完了
「インポートしました」というメッセージが表示されれば完了です。設定画面に戻り、「インポート済」と表示されていれば、リモートIDの書込みは成功しています。
この一連の流れ、慣れれば本当に5分かかりません。アプリが自動でSNを認識してくれるので、入力ミスの心配もありません。
登録でよくある疑問とつまずきポイント
実際にユーザーから寄せられる質問や、SNSで見かける「ここで止まった」という声をピックアップして解決しておきましょう。
Q. インポートボタンが表示されないんだけど?
A. 機体と送信機が正しく接続されていない、またはファームウェアが古い可能性が高いです。まずはDJI Flyアプリを最新版にアップデートし、機体の電源を入れ直して接続を確認してみてください。
Q. 国土交通省のログイン画面でエラーになる
A. ログインIDとパスワードは、登録申請時に使ったものと同じです。もしパスワードを忘れた場合は、ポータルサイトから再設定を行ってください。また、ブラウザのキャッシュが原因でエラーになることもあるので、アプリを再起動してみるのも有効です。
Q. 登録番号を間違えて申請しちゃった…
A. 登録申請の内容を変更したい場合は、国土交通省のポータルサイトから「登録事項の変更」手続きが必要です。機体の製造番号やリモートIDの種別など、重要な項目は特に慎重に確認しましょう。
Q. リモートID書込みが終わったら、機体にステッカーは貼らなくていいの?
A. DJI Mini 2のようにリモートIDが内蔵されている機種は、機体への登録番号の表示(ステッカー)は義務ではありません。ただし、登録完了証のような書類はスマホに保存しておくか、印刷して携帯しておくことをおすすめします。
登録が完了したら:安全な飛行の前に確認すること
リモートIDのインポートが完了したら、あなたのDJI Mini 2は晴れて「合法飛行できる状態」になりました。しかし、それだけで終わりではありません。飛行場所のルール(人口密集地の飛行禁止、空港周辺の制限など)も合わせて確認する必要があります。
国土交通省の「ドローン情報サイト」では、飛行禁止区域や飛行許可が必要なエリアがマップで公開されています。DJI Flyアプリ内にも「ジオゾーン」という機能があり、飛行制限エリアでは警告が表示される仕組みになっていますが、あくまで補助機能。自分自身でその場所が飛行可能かどうかを必ず事前に調べてから飛ばすようにしてください。
DJI Mini 2は、コンパクトでありながら高性能な機体です。重量は199 gと軽量ですが、だからといって法的なルールが緩和されるわけではありません。正しい登録とリモートIDの設定を済ませたうえで、安全で楽しいフライトを楽しんでください。
なお、本記事の内容は2026年8月時点の情報に基づいています。法規制やアプリの仕様は変更される可能性がありますので、最新の情報は必ず国土交通省の公式サイトやDJI公式サポートでご確認ください。

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