DJI Mini 4 Proを買おうか検討中のみなさん、バッテリー選びでちょっと混乱してませんか?
「Plusバッテリーって結局使えるの?」「重量オーバーで飛ばせないって本当?」「Mini 3 Proのバッテリーは流用できる?」——こんな疑問、めっちゃありますよね。
いちばん大事な結論から先に言います。Plusバッテリーはもちろん使えます。 ただし、2025年5月に取得された型式認証の内容を正しく理解して使うことが前提です。この認証によって、国家資格を持っている方はPlusバッテリーでも特定飛行の申請が不要になるという大きなメリットが生まれました。一方で、無資格の方は従来どおり重量オーバーのデメリットが残るので、自分のスキルや使い方に合わせて選ぶ必要があります。
この記事では、ネット上の古い情報に振り回されないように、2026年8月30日時点の最新の公式情報と実ユーザーの声をベースに、バッテリー選びの正解をズバリお伝えします。
DJI Mini 4 Proのバッテリー互換性:まずは基本の「き」
基本をおさらいすると、DJI Mini 4 ProはDJI Mini 3 ProやMini 3用のバッテリーと物理的には互換性があります。つまり、手持ちの旧モデル用バッテリーがあれば、とりあえず挿して使うことはできる——ということですね。
ただし、ここで落とし穴。Mini 3 Pro用の標準バッテリー(型番:M16211、容量2453mAh)は、Mini 4 Pro純正の標準バッテリー(型番:M14014、容量2590mAh)と比べて容量が少し小さく、飛行時間も短くなります。あくまで「緊急時や旧機種からの流用」として考えておいたほうが無難です。
で、みんなが気になるのはやっぱりPlusバッテリーですよね。純正のインテリジェントフライトバッテリーPlus(型番:BWX162-3850-7.38)は、容量3850mAhで最大約45分の飛行が可能。標準バッテリーの約34分と比べると、その差は歴然です。
でもここで「あれ?Plusバッテリーって重すぎて日本じゃ飛ばせないんじゃなかったっけ?」という声が聞こえてきそう。たしかに、これまでの常識ではそうでした。しかし、2025年5月に状況がガラッと変わりました。
2025年5月の型式認証取得で何が変わったのか
ここがこの記事でいちばん伝えたいポイントです。
DJI Mini 4 Proは、2025年5月23日付で国土交通省から**第二種型式認証(型式認証番号:No.6)**を取得しました。これはドローン業界ではかなり大きな出来事で、機体そのものが国の安全基準をクリアした「お墨付き」を得たことを意味します。
で、何が変わったかというと、型式認証を受けた機体に、認証対象として指定されたバッテリーを取り付けて飛行させる場合、操縦者が**国家資格(二等無人航空機操縦士以上)**を保有していれば、人口集中地区(DID)での飛行や夜間飛行といった「特定飛行」の許可・承認申請が不要になる——という点です。
ここで超重要なのが、型式認証の対象にはPlusバッテリーも含まれているという事実。DJIが公開している型式認証取得機体使用者向けのガイダンス(2025年5月版)を確認すると、認証対象の周辺機器リストにPlusバッテリーが明記されています。つまり、資格を持っている人がPlusバッテリーを使う場合に限り、重量オーバーによる申請のデメリットが実質的に消える——これが2025年5月以降の新しいルールなんです。
もちろん、航空法上の重量区分が変わるわけではありません。Plusバッテリーを使えば機体重量は249gを超えるので、ドローンの登録は従来どおり必要です。でも、「重量オーバー=DIDでは絶対に飛ばせない」という図式は、資格者にとってはもう過去の話になったわけですね。
標準バッテリー vs Plusバッテリー:何がどう違うの?
ここで、各バッテリーのスペックを公式情報をもとに整理してみましょう。DJI公式ストアや正規代理店のサポートページ(System5)の情報を基にしています。
| 比較項目 | 標準バッテリー (M14014) | Plusバッテリー (BWX162-3850-7.38) | Mini 3/3Pro用バッテリー (M16211) |
|---|---|---|---|
| 型番 | M14014 | BWX162-3850-7.38 | M16211 |
| 重量 | 約77.9 g | 約121 g | 約80.5 g |
| 容量 | 2590 mAh | 3850 mAh | 2453 mAh |
| 電力量 | 18.96 Wh | 28.4 Wh | 18.1 Wh |
| 最大飛行時間 | 約34分 | 約45分 | (Mini 4 Proでの公表値なし) |
| 機体総重量 | 249g未満 | 249g超過 | 249g未満相当 |
| 型式認証対応(2025年5月〜) | 対応 | 対応 | 対象外 |
この表を見てわかるのは、Plusバッテリーは約11分もの飛行時間のアドバンテージがある一方で、重量面では明確に「規制対象」の領域に入るということ。そして、Mini 3 Pro用のバッテリーは型式認証の対象外なので、もしこれを使うなら、あくまで「認証のメリットを捨てる」という選択になる点に注意が必要です。
実際のユーザーはどう感じてる?SNS・Q&Aサイトのリアルな声
ネット上のユーザーの声を集めてみると、Plusバッテリーに対する評価は「メリット」と「不安」にハッキリ分かれていました。
**ポジティブな声(約3件)**としては、やっぱり長時間飛行できることの実用性を評価する声が目立ちます。「余裕をもって撮影できる」「予備バッテリーの本数が減って荷物が軽くなった」といった実体験がSNSで共有されていました。特に、夕暮れ時のゴールデンアワーをじっくり撮影したい方には、このアドバンテージはでかいでしょう。
一方で、**ネガティブな声・不安の声(約5件)**はかなり多く、「250gを超えると規制が厳しくなるからPlusは買わない」「日本ではPlusバッテリーの恩恵が受けられないんじゃないか」という誤解や懸念がYahoo!知恵袋やドローン系Q&Aサイトで繰り返し見られました。
興味深いのは、実際にPlusバッテリーで飛行させた際の「風の影響」や「運動性能の変化」について具体的に言及した投稿がほとんどなかったこと。つまり、Plusバッテリーのデメリットとしてよく言われる「風に弱くなる」というのは、体感できるレベルなのかどうか、実はしっかり検証した情報がネット上に少ない——これって結構な情報ギャップだと思いませんか?
あと、バッテリーの寿命(充放電サイクル)についての質問もちらほら。これはどのバッテリーにも共通するテーマなので、別途しっかり管理方法を学ぶ必要がありそうです。
あなたはどっちを選ぶべき?資格と使用シーン別の判断基準
ここまでの情報を踏まえて、具体的にどう選べばいいのか整理します。
Plusバッテリーが「おすすめ」な人
- 二等無人航空機操縦士以上の資格を持っている
- 長時間の連続撮影が必要な業務や趣味を持っている
- どうしても夕方や早朝のゴールデンアワーをじっくり撮りたい
- 予備バッテリーの本数を減らして荷物を軽くしたい
この条件に当てはまる方は、Plusバッテリーを選ぶ大きなメリットがあります。型式認証の恩恵を受けられるので、DIDでの飛行もスムーズです。DJI Mini 4 Proのフライモアコンボを買えば、標準バッテリーに加えてPlusバッテリーがセットになっているので、コスパ的にもおすすめです。
標準バッテリーが「おすすめ」な人
- まだ資格を取っていない(または取る予定がない)
- 主に郊外や山間部でしか飛ばさない
- とにかく法規制の心配をしたくない
- 軽量コンパクトさを最優先したい(旅行先での携帯性)
資格がない場合、Plusバッテリーを使うと重量オーバーで規制対象になるデメリットだけが残ります。特定飛行の許可申請を毎回やるのは現実的じゃないですからね。そういう方は、無理にPlusを選ばず標準バッテリーで十分。むしろ、標準バッテリーなら機体重量が249g未満をキープできるので、登録は必要ですが、飛行場所の制限は比較的少なくなります。
Mini 3 Pro用バッテリーの流用は?
「昔使ってたバッテリーが余ってるから、それを使い回したい」という方もいるでしょう。物理的には使えますが、型式認証の対象外になることと、純正のMini 4 Pro用標準バッテリーより容量が小さいことを理解しておく必要があります。緊急用の予備として持っておくのはアリですが、メインで使うにはあまりおすすめしません。
まとめ:Plusバッテリーは「資格者の武器」になった
DJI Mini 4 Proのバッテリー選びでいちばん大事なのは、最新の法規制を正しく理解すること。そして、自分のスキル(資格の有無)と照らし合わせて判断することです。
2025年5月の型式認証取得によって、Plusバッテリーは「ただ重いだけのバッテリー」から、「資格者が最大限活用できる高性能バッテリー」へと進化しました。この事実はまだ多くの記事で触れられていません。ネット上の古い情報に惑わされず、公式の情報をしっかり確認して、自分に合ったバッテリーを選んでくださいね。
あなたがDJI Mini 4 Proで撮る映像が、より自由で、より長く、より楽しいものになりますように。正しい知識を武器に、ぜひ最高のフライトを楽しんでください。

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