農業用ドローンのイラストを探しているあなた。プレゼン資料用なのか、チラシやSNS用なのか、それともブログ記事のアイキャッチなのか――使う場面によって「ぴったり」のイラストは変わってきます。
結論から言うと、総合的に最も使いやすいのは「いらすとや」、ベクターデータが必要なら「シルエットイラスト」がおすすめです。ただし、商用利用の可否や加工のルールはサイトごとに違うので、その点もしっかり押さえておく必要があります。
この記事では、農業用ドローンに特化したイラスト素材をシーン別に紹介しながら、実際の利用時に気をつけたいポイントまで解説します。記事の後半では、農業用ドローンの代表的な機種(DJI AGRAS T25やXAG P60など)に触れながら、素材選びの参考になる情報もお伝えします。
農業用ドローンイラストを探す前に知っておきたい3つのポイント
イラストを探し始める前に、まずは「何に使うのか」をはっきりさせておくと、選択肢がぐっと絞り込めます。具体的には以下の3点を決めておきましょう。
- 使用目的:会社のチラシなのか、個人のブログなのか、SNSの投稿なのか
- 加工の有無:色を変えたい、部品を足したいなど編集する予定があるか
- 商用・非商用の別:営利目的で使うかどうか
この3つを事前に整理しておくだけで、後で「利用規約に違反していた」というトラブルを避けられます。実際に、X上では「農業用ドローンのイラストを商用で使いたいけど、どのサイトが安全かわからない」という趣旨の投稿も見受けられました(2026年8月確認)。
シーン別おすすめ農業用ドローンイラスト素材9選
ここからは、利用シーンに合わせておすすめの素材サイトを紹介します。どのサイトも2026年8月時点で公開が確認できたものばかりです。
農薬散布シーンを描きたいなら「いらすとや」
農業用ドローンといえば、やっぱり農薬を散布している姿がイメージしやすいですよね。このシーンに強いのが「いらすとや」です。
いらすとやには、ドローンが水田の上を飛行しながら農薬を散布しているイラストが複数用意されています。配達ドローンやドローンショーのイラストもあるなど、バリエーションの豊富さは随一。何より完全無料で商用利用も可能なのが大きな魅力です。会員登録も不要で、PNG形式でダウンロードできます。
ただし、ベクター形式(AiやEPS)には対応していないので、拡大・縮小や細かい色の調整をしたい場合には不向きかもしれません。
シンプルなアイコンや図形が欲しいなら「シルエットイラスト」
チラシのワンポイントや、資料の中の小さなアイコンとして使いたいなら「シルエットイラスト」が便利です。
同サイトでは農業用ドローンのシルエットイラストが無料でダウンロードでき、ファイル形式はAI・透過PNG・高解像度JPGの3種類。ベクターデータが無料で手に入るのは、このサイトの大きな強みです。商用利用もOKで、クレジット表記も不要です。
ただし、商品そのものやロゴへの使用は禁止されているので、その点は注意してください(シルエットイラスト公式サイト、2026年8月17日確認)。
デザインの幅を広げたいなら「イラストAC」
「イラストAC」は、パイロットが操作している様子や、機体単体のイラストなど、多様なタッチの素材がそろっています。無料会員でも利用できますが、ダウンロードには枚数制限がある点に注意。商用利用も可能ですが、有料会員になると制限が緩和される仕組みです。
素材の質は全体的に高く、写真のようなリアルなタッチから、かわいらしいイラスト調まで幅広いので、サイトや資料の雰囲気に合わせて選べるのがメリットです。
プレゼン資料に映える素材を探すなら「canva」
「canva」はデザインツールとして有名ですが、素材ライブラリも充実しています。農業用ドローンに関連する素材もあり、画面上でそのまま編集・加工できるのが最大の特徴です。
ただし、無料版と有料版で使える素材が異なり、素材ごとに商用利用の条件も変わってくるので、利用前に必ず各素材のライセンスを確認してください。会員登録が必要な点も忘れずに。
その他、チェックしておきたい素材サイト
- Pngtree:物流・農業関連の素材が豊富。無料版はSNSアカウント連携が必要な場合があり、やや手間がかかります。
- FREEP!K:カラフルなロゴ入りのイラストがありますが、商用利用の可否はサイト上で明確に確認できませんでした(2026年8月17日時点)。使う際は自己責任での確認をおすすめします。
農業用ドローンイラスト、素材サイト比較まとめ
各サイトの特徴を一覧にまとめました。どのサイトを選ぶか迷ったときの参考にしてください。
| 素材サイト名 | 農業用ドローンのイラスト種類 | 無料プランの制約 | 商用利用可否 | 会員登録の要否 | ベクター形式の有無 |
|---|---|---|---|---|---|
| いらすとや | 農薬散布・配達・ドローンショー等多様 | なし(完全無料) | 可(要規約確認) | 不要 | なし(PNGのみ) |
| イラストAC | パイロット・機体単体あり | ダウンロード枚数制限あり | 可(有料会員で制限緩和) | 必要 | 一部あり |
| canva | ドローン素材あり | 無料版と有料版で利用可能素材が異なる | 可(素材ごとに条件異なる) | 必要 | なし(編集用) |
| シルエットイラスト | ドローン単体シルエットあり | なし(完全無料) | 可(ただし商品・ロゴへの使用不可) | 不要 | Ai形式あり |
| Pngtree | 物流・農業関連あり | 無料と有料あり(SNSアカウント連携が必要な場合あり) | 公表なし(有料版は可と思われる) | 必要(SNS連携可) | 一部あり |
(各サイト公開情報に基づき2026年8月17日確認)
この表を見ると、「いらすとや」が種類の豊富さと制約の少なさで総合力が高く、「シルエットイラスト」はベクターデータが無料で手に入る唯一の選択肢だと言えます。加工して使いたいデザイナーさんや、拡大してもぼやけない素材が必要な方には、シルエットイラストが特に向いています。
商用利用で注意すべき3つの落とし穴
素材サイトのイラストを使うときに、意外と見落としがちなのが利用規約の細かい部分です。実際にトラブルになりやすいポイントを3つ挙げておきます。
1. 「商用利用可」の範囲はサイトごとに違う
「商用利用OK」と書いてあっても、「広告宣伝目的は別途許可が必要」だったり、「特定の業種では使えない」という条件が付いていることがあります。必ず各サイトの利用規約ページで確認する習慣をつけましょう。
2. 加工の可否は要チェック
色を変えたり、一部を切り抜いたりする加工が許可されているサイトと、「加工禁止・原形のまま使用」としているサイトがあります。シルエットイラストの場合はベクターデータが提供されているので加工しやすいですが、それでも利用規約は必ず読んでください。
3. クレジット表記の要否
いらすとややシルエットイラストのように「クレジット表記不要」のサイトもあれば、「利用時に作者名を明記すること」が条件のサイトもあります。特に法人で使う場合は、このあたりのルールをきちんと守らないと、後でクレームになる可能性もあります。
イラストが足りないときに考えたい代替案
農業用ドローンのイラストは、空撮用ドローンと比べるとどうしても種類が少ないのが実情です。Xなどでも「農業用ドローンのイラストが思ったより少ない」「散布シーンと空撮シーンでイラストのタッチがバラバラで統一感が出せない」という趣旨の投稿が複数見られました(2026年8月確認)。
そんなときは、以下の代替案も検討してみてください。
- 写真素材に切り替える:イラストではなく、実際の農業用ドローンの写真を使う手もあります。実機の雰囲気が伝わりやすく、説得力が増すことも。
- 海外の素材サイトを探す:日本語サイトにはないイラストが、英語圏のサイトにはあることがあります。ただし、商用利用のルールは英語で読む必要があるので注意。
- 自作する:どうしてもイメージに合うものが見つからないなら、シルエットイラストのベクターデータをベースに、自分で色や装飾を加えてカスタマイズするのも一つの方法です。
農業用ドローン実機の種類も知っておこう
イラストを選ぶとき、実機の形状を知っておくと「このイラストはどの機種をモチーフにしているのか」がわかり、資料に使う際の説得力が増します。農業用ドローンには大きく分けて、クアッドローター型と固定翼型がありますが、イラスト素材のほとんどはクアッドローター型です。
代表的な機種としては、DJI AGRAS T25やXAG P60、そしてNTT e-Drone Technology AC101 Connectなどが知られています。株式会社オプティムの公式サービスページ(2025年1月時点の情報)によると、同社が取り扱う機種はこの3機種で、25府県134市町村で約32,000ha・約13万圃場の導入実績があるとのことです(オプティム調べ、2025年1月22日時点)。
このように、実際に現場で使われている機種をイメージしながらイラストを選ぶと、よりリアリティのある資料作りができるでしょう。
素材選びで一番大事なこと
いろいろなサイトを比較してきましたが、結局のところ「自分が何を作りたいか」に尽きます。かっこいいイラストよりも、伝えたいメッセージに合ったイラストを選ぶことが、結果的に良い資料や記事につながります。
まずはこの記事で紹介したサイトを実際に開いてみて、自分の目で素材をチェックしてみてください。その際、商用利用のルールだけは絶対に確認するのを忘れずに。あなたの資料作りが、スムーズに進むことを願っています。

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