ドローンを飛ばすなら、今や絶対に外せないのが「リモートID」の設定です。DJI Mini 3 Proを手に入れたものの、「DIPS 2.0って何をすればいいの?」「アプリとどう連携させるの?」と戸惑っていませんか?結論から言うと、DJI Mini 3 ProのリモートID有効化の流れは、「DIPS 2.0で機体登録」→「取得した登録記号などをDJI Flyアプリ経由で機体にインポート」 の2段階で完了します。でも、ここで多くの人がつまずくのが、DIPSの画面で「リモートIDの区分」が選べなかったり、中古で買った機体に前の人の情報が残っていてインポートできないといった実務上のトラブルです。この記事では、そんな現場レベルの困りごとを徹底的に解消しながら、あなたのMini 3 Proを合法的に空へ送り出す手順を、ステップバイステップで解説していきます。
DJI Mini 3 ProのリモートID設定で最初にやること:DIPS 2.0への機体登録
まず最初に、国土交通省が運営するドローン情報基盤システム「DIPS 2.0」(2026年9月時点)で、あなた自身を所有者として機体を登録します。ここで発行される「登録記号(JU〜で始まる番号)」と「リモートID情報」を、後でDJI Flyアプリを使って機体に書き込むことになります。
DIPS 2.0で「リモートIDの区分」が選べないときの対処法
ここが最初のハードルです。DJI Mini 3 Proは技術的にはリモートID内蔵型なのですが、DIPS 2.0のシステム上で「内蔵」が選択肢に出てこないケースが報告されています(Yahoo!知恵袋、2026年7月のユーザー投稿)。この場合、やむを得ず「なし」を選択し、備考欄に「DJI Mini 3 ProはリモートID内蔵型です」と記載して申請を進めるのが、現時点での実践的な回避策です。国土交通省の公式ポータル(DIPS 2.0)自体は、内蔵型の選択肢に対応しているはずですが、機種データベースの更新にタイムラグがあると見られます。
DJI Flyアプリを使って機体にリモートID情報をインポートする手順
DIPS 2.0での登録が完了したら、いよいよDJI公式のフライトアプリ「DJI Fly」を使って、機体本体にリモートID情報をインポートします。この作業をしないと、リモートIDは有効になりません。
必要なものは以下の通りです。
アプリを起動し、機体と接続したら、画面右上の「プロフィール」アイコン →「デバイス管理」→「リモートID」の順に進みます。ここで「インポート」をタップし、DIPS 2.0から事前にダウンロードしておいたリモートID設定ファイル(JSON形式)を選択するだけで、機体への書き込みが始まります。この一連の流れは、DJI公式のファームウェアバージョンv01.00.0400(2022年10月公開)以降でサポートされており、DJI Flyアプリもバージョン1.7.8以降に対応しています。
中古で買ったDJI Mini 3 ProにリモートIDがインポートできない問題
ここで、多くのユーザーが直面する落とし穴があります。それは「中古機体を購入したら、リモートIDのインポートがエラーになる」というケースです。これは、前の所有者のリモートID情報が機体に残っているために、新しい情報を上書きできないことが原因です(Xや各種フォーラムで同様の相談が複数確認されています、2026年9月時点)。
この問題を解決するには、前の所有者に依頼して、自身のDIPSアカウントから機体の登録を抹消してもらい、かつDJI Flyアプリ上で「リモートID」→「削除」を実行してもらう必要があります。もし前の所有者と連絡が取れない場合、残念ながらDJIサポートに問い合わせる以外に方法はほぼありません。中古でMini 3 Proを購入する際は、必ず「リモートID情報が削除済みかどうか」を事前に確認することを強くおすすめします。
リモートID設定後の最終確認と飛行前のチェックリスト
インポートが完了したら、DJI Flyアプリの「デバイス管理」→「リモートID」画面で「ステータス:有効」と表示されていることを確認しましょう。また、DIPS 2.0で発行された登録記号(JU〜)は、機体の見やすい場所に6ポイント以上の大きさで貼り付けることも忘れずに。これで法的な準備は整いました。
バッテリーの種類とリモートIDの関係は?
DJI Mini 3 Proには標準バッテリーの他に、長時間飛行が可能な「Intelligent Flight Battery Plus」がオプションとして存在します。このバッテリーを使用すると、機体重量が249gを超えるため、法的な区分(C0クラスなど)が変わる可能性が指摘されていますが、リモートIDの送信そのものが無効になったり、別途設定が必要になるという情報は、少なくとも2026年9月時点の公式発表では確認できていません。ただし、重量区分が変われば飛行可能な空域なども変わるため、飛行前には国土交通省のガイドラインで最新のルールを必ず再確認するようにしてください。
これで安心!DJI Mini 3 ProのリモートID設定まとめ
DJI Mini 3 ProのリモートID設定は、DIPS 2.0での登録とDJI Flyアプリでのインポートという2つのステップが基本です。しかし、DIPSの選択肢問題や中古機体の情報残存といった現場ならではのトラブルが、この作業を難しく感じさせる要因になっています。この記事で紹介した対処法を参考に、一つ一つ丁寧に進めていけば、決して難しい手順ではありません。
もしどうしてもうまくいかない場合は、DJIサポートまたは国土交通省のDIPSヘルプデスクに問い合わせるのが確実です。あなたのDJI Mini 3 Proが、青空を気持ちよく飛び回るその日まで、あと一歩です。設定が完了したら、ぜひ安全で楽しいフライトを楽しんでくださいね。

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