「DJI Mic Miniを買ったけど、Microsoft Teamsでどうやって使うの?」「PCに接続してみたけど、音声が入らないんだけど…」——そんなお悩み、よくわかります。
結論から言うと、DJI Mic MiniはMicrosoft Teamsを含むほとんどのPC用Web会議アプリで利用可能です。 ただし、単にUSB-CケーブルでレシーバーをPCに挿すだけでは使えません。WindowsやmacOSのオーディオ設定、さらにTeamsアプリ側での入力デバイス選択が正しく行われていないと、せっかくの高音質マイクもただの飾りになってしまいます。
この記事では、2026年8月時点の情報をもとに、DJI Mic MiniをTeamsで確実に動作させるための接続手順から、よくあるトラブルの解決法までをステップバイステップで解説します。この記事だけで、あなたの「使えない」が「使える」に変わります。
DJI Mic MiniのPC接続には2つの方法がある
DJI Mic MiniをPCで使う方法は、大きく分けて2つあります。それぞれメリット・デメリットが異なるので、自分の使い方に合った方を選びましょう。
レシーバー経由のUSB-C接続(安定性重視ならこちら)
多くのユーザーにおすすめするのが、レシーバーをUSB-CケーブルでPCに直接接続する方法です。この方法の最大の魅力は、安定した接続と低遅延。有線接続のため、無線特有の途切れや音ズレがほとんど発生しません。
手順はとてもシンプルです。
- DJI Mic Miniのレシーバー本体とPCを、付属のUSB-Cケーブルで接続します。
- PCが自動的にレシーバーをオーディオデバイスとして認識します。
- あとは、後述する「PCのオーディオ設定」と「Teamsの設定」で入力デバイスを選べば完了です。
この方法の場合、音質はデジタル信号で出力されるため非常にクリアです。Microsoft Teamsはもちろん、ZoomやGoogle Meetなど、あらゆるPCアプリで問題なく動作します(GalaxusのQ&A、2024年頃に投稿されたユーザー情報より)。
トランスミッターからBluetoothで直接接続する方法
もうひとつは、トランスミッター(送信機)をBluetoothでPCに直接ペアリングする方法。レシーバーを介さないので、機器の持ち運びがさらに軽量になります。設定もペアリング操作だけで済むため、手軽さが魅力です。
ただし、この方法にはいくつか注意点があります。
- 遅延が発生しやすい:Bluetooth接続の特性上、レシーバー経由に比べて音声の遅れが出ることがあります。
- 対応アプリが限定される可能性がある:すべてのPCアプリで認識されるとは限りません。特に、DJI公式アプリの「DJI Mimo」での細かな設定調整は、Bluetooth直接接続ではできないケースがあります(DJIサポートページの情報、2024年11月公表)。
- 安定性に欠ける場合がある:周辺の電波環境やPCのBluetooth仕様によっては、音飛びが発生することも。
以上の理由から、特にビジネス用途のWeb会議では、レシーバー経由のUSB-C接続を強く推奨します。安定した通信と高音質が求められるシーンでは、やはり有線接続がベストです。
【Windows編】DJI Mic MiniをTeamsで使う設定手順
それでは、実際にWindows PCでDJI Mic MiniをTeams用に設定していきましょう。「つながらない」と感じる方のほとんどは、この設定のいずれかが抜けているケースです。
ステップ1:PCのサウンド設定で入力デバイスを選ぶ
レシーバーをUSB-Cで接続したら、まずはWindowsのサウンド設定を開きます。
- タスクバーのスピーカーアイコンを右クリックし、「サウンドの設定」を開きます。
- 「入力」セクションにある「入力デバイスの選択」プルダウンから、「DJI Mic Mini Receiver」またはそれに類似する名称を選びます。
- 「デバイスのテスト」で話しかけてみて、青いバーが反応することを確認しましょう。
ここで**「DJI Mic Mini Receiver」が表示されない場合**は、ケーブルがしっかり挿さっているか、別のUSBポートを試してみてください。まれに、USB-C to USB-Cケーブルでは認識されず、USB-C to USB-Aケーブル(別売)で認識するケースもあるようです(ユーザーからの報告による)。
ステップ2:Microsoft Teamsのオーディオ設定を変更する
PCの設定が終わったら、次はTeamsアプリ側の設定です。これを見落とす方が本当に多いので、ぜひチェックしてください。
- Microsoft Teamsを開き、右上のプロフィールアイコン横の「その他(…)」メニューから「設定」を選びます。
- 左メニューの「デバイス」をクリックします。
- 「マイク」のプルダウンから、「DJI Mic Mini Receiver」を選択します。
- 「マイクのテストを行う」をクリックし、実際に声を出して波形が動くか確認します。
このとき、「スピーカー」の設定は別途行います。DJI Mic Miniのレシーバーはあくまで「入力デバイス」です。音声の出力先(自分が相手の声を聞くデバイス)は、PC内蔵スピーカーやイヤホン、USBヘッドセットなどをお使いの環境に合わせて設定してください。
【macOS編】DJI Mic MiniをTeamsで使う設定手順
Macユーザーの方も、基本の流れはWindowsと同じです。OSごとの設定方法を押さえましょう。
ステップ1:macOSのサウンド設定で入力元を切り替える
- アップルメニューから「システム設定」を開き、「サウンド」をクリックします。
- 「入力」タブを選び、デバイスの一覧から「DJI Mic Mini Receiver」を選択します。
- 「入力レベルの調整」で、声を出したときにメーターが動くことを確認します。
ステップ2:Microsoft Teamsでマイクを指定する
こちらもWindows版と同様です。
- Teamsを開き、右上の「その他(…)」→「設定」→「デバイス」の順に進みます。
- 「マイク」のプルダウンから「DJI Mic Mini Receiver」を選びます。
- テストコールを実行して、実際の音声が相手にどう聞こえるか確認しておくと安心です。
「音声は入力できるのに、PCから音声が出ない!」という悩み
設定を進めていて、「マイクは認識されているのに、Teamsの相手の声がPCから聞こえない」というトラブルに遭遇することがあります。
これは、DJI Mic Miniのレシーバーが誤って「出力デバイス」としても認識されている可能性が原因です。先ほども触れたように、DJI Mic Miniのレシーバーは「音を入力するための機器」です。しかし、PCによってはUSBオーディオデバイスとして「入力」と「出力」の両方に認識されてしまうことがあります。
この場合、Teamsの「スピーカー」設定が「DJI Mic Mini Receiver」になっていると、音声はレシーバーに向けて出力されようとしますが、レシーバーにはスピーカー機能がないので、結果として何も聞こえなくなります(GalaxusのQ&Aに同様の質問が寄せられています)。
解決策はとても簡単です。
- Teamsの「デバイス」設定で、「スピーカー」の項目を「DJI Mic Mini Receiver」以外のデバイス(例:PC内蔵スピーカー、有線イヤホン、Bluetoothイヤホンなど)に変更してください。
これで、マイク入力はDJI Mic Mini、音声出力は別のデバイス——という理想的な状態になります。
「そもそもPCがレシーバーを認識しない!」場合のチェックリスト
ここまでの手順を試してもうまくいかない場合、以下のポイントを順に確認してみてください。
- 付属のUSB-Cケーブルを使っていますか? 一部の汎用USB-Cケーブルはデータ転送に対応しておらず、充電専用のものがあります。必ず製品付属のケーブルを使用しましょう。
- 別のUSBポートに挿し直してみる:特にデスクトップPCの場合、フロントパネルのポートよりもマザーボード直結のポートの方が認識が安定することがあります。
- PCを再起動する:オーディオデバイスの認識が不安定な場合、再起動で解消されることがよくあります。
- ファームウェアは最新ですか? DJI Mimoアプリを起動し、DJI Mic Miniのファームウェアが最新バージョンになっているか確認しましょう。2024年11月に公開されたサポート情報によると、ファームウェアアップデートで互換性が向上するケースがあります(システムファイブの公式サポートページより)。
競合製品と比べてどうなの?小型ワイヤレスマイク市場の今
DJI Mic Miniは、2024年末に発売された比較的新しい製品です(AV Watch、2024年12月記事)。発売からしばらく経ちましたが、小型・軽量で手軽に使えるワイヤレスマイクとして、今もなお高い人気を誇っています。
ただし、市場には魅力的な競合製品も増えています。例えば、**SmallRig S70は2026年1月に発表され(Notebookcheck、2026年1月記事)、9つのEQプリセットや高度なノイズキャンセリング機能を搭載。また、Saramonic Air**はトランスミッター重量がわずか11gで、3.5mmマイク入力や-6dBセーフティトラック機能を備えています(Saramonic公式ブログ、2025年12月)。
これらの製品と比較したとき、DJI Mic Miniの強みはやはりOsmoシリーズとのシームレスな連携にあります。Osmo Action 4、Osmo Action 5 Pro、Osmo Pocket 3とは、OsmoAudio™によるワイヤレス直接接続が可能で、最大2台のトランスミッターを同時に接続できます(システムファイブ公式サポート、2024年11月公表)。カメラ映像と高品質な音声をワイヤレスで収録したいクリエイターには、依然として強力な選択肢と言えるでしょう。
しかし、PCのWeb会議専用として考えるなら、DJI Mic Miniのレシーバー経由接続の安定性は大きなアドバンテージです。製品選びの際は、自分のメインの使用シーンが「カメラ撮影」なのか「PC会議」なのかを基準にすると、最適な一台が見つかりやすくなります。
まとめ:DJI Mic MiniはTeamsでも使える。正しい設定がカギ!
改めておさらいしましょう。
- DJI Mic Miniは、Microsoft Teamsを含むPCのWeb会議アプリで利用できます。
- 最も確実なのはレシーバー経由のUSB-C接続。安定性と音質を優先するなら、迷わずこれを選びましょう。
- Windows・macOSともに、PCのサウンド設定とTeamsのデバイス設定の両方で入力デバイスを「DJI Mic Mini Receiver」に指定することが必須です。
- 音声が聞こえないときは、Teamsのスピーカー出力先がレシーバーになっていないか確認してください。
- どうしても認識しない場合は、ケーブルやUSBポート、ファームウェアアップデートをチェックしましょう。
せっかく手にした高品質なワイヤレスマイクです。正しい設定さえできれば、Web会議でのボイス品質が格段に向上すること間違いなし。このガイドを片手に、快適なTeamsライフを始めてください!

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