ドローンを買おうか迷っているあなた。「DJI Mini 4 Proって249g未満なんだよね?」そう思って調べ始めたら、バッテリーによって重量が変わるって知って驚いたかもしれません。結論から言うと、標準バッテリーなら離陸重量は249gを下回りますが、Plusバッテリーを使うと約292g程度になると見られます。この違いは、飛行時間だけでなく、法規制や使える場所にも影響してくるんです。
この記事では、DJI Mini 4 Proのバッテリー別の重量をはじめ、2025年5月に取得された型式認証の話、そして日本国内のルールとの関係まで、実際にドローンを飛ばす前に知っておきたいポイントをぎゅっとまとめました。「どっちのバッテリーを選べばいいの?」という疑問にも、しっかり答えていきますよ。
DJI Mini 4 Proの重量はバッテリーでここまで変わる
まずは基本のおさらいから。DJI Mini 4 Proの機体本体はとても軽量で、標準バッテリーを装着した状態での離陸重量は、公式サイトによると「< 249 g(インテリジェント フライトバッテリー、プロペラ、microSDカードを含む)」とされています(DJI公式スペック、2023年9月公表)。まさに「空撮の入門機」としてぴったりの重さですね。
でもここで注意したいのが、純正のオプションバッテリーである「インテリジェント フライトバッテリー Plus」を使った場合。DJI公式ストアの製品ページ(2023年9月〜公開)によると、このPlusバッテリーの重量は約121g。一方、標準バッテリーの重量は約77.9gなんです(DJI公式スペック、バッテリー項目より)。
この差、約43g。これを機体重量にそのまま足すと、Plusバッテリー使用時の総重量は「約292g」と計算できます。DJI公式はPlusバッテリー使用時の総重量を公表していませんが、標準時とPlus時のバッテリー重量差から推定できる数値です。公表されていないということは、それだけ「ユーザー自身がこの差を認識して使ってください」というメッセージかもしれませんね。
ちなみに、同じ「Mini」シリーズでも、このバッテリーの差は結構大きいです。標準バッテリーならカバンに入れて気軽に持ち歩けますが、Plusバッテリーを付けるとちょっとずっしり。実際に手に取ったときの感覚も、きっと違うはずです。
そもそもなぜ重量がそんなに重要?日本のルールをおさらい
「249gか292gか、そんなに違うの?」と思うかもしれません。でも、日本ではこの差が飛行できる場所や手続きに直結します。
日本の航空法では、ドローンの重量によってルールが変わります。具体的には、
- 100g超のドローン:航空法の一部規制の対象になります(飛行場所の制限など)。
- 200g超のドローン:より厳格な規制の対象になり、飛行禁止空域での飛行には許可が必要です。
つまり、標準バッテリーのDJI Mini 4 Pro(249g未満)でも、すでに「100g超・200g超」の両方に該当するので、日本国内では「規制対象のドローン」なんです。え?249g未満なのに?そうなんです。この「249g」というのは、アメリカやEUのルールに基づいたラインで、日本の基準とはちょっと違います。
だからこそ、Plusバッテリーに換装すると重量が292g前後に上がるわけですが、日本の法律の観点では「200g超」であることには変わりありません。標準バッテリーでもPlusバッテリーでも、飛行場所や手続きの面では大きな違いは出ない——これ、実は多くの人が見落としがちなポイントです。
でも、「じゃあPlusバッテリーにしても問題ないじゃん!」とはまだ言えません。なぜなら、Plusバッテリーには別の制約もあるからです。
標準バッテリー vs Plusバッテリー:飛行時間以外の違い
ここからは、標準バッテリーとPlusバッテリーの違いを、飛行時間以外の視点で見ていきましょう。DJI公式スペック(2023年9月公表)をもとに、いくつか驚きのポイントを挙げます。
最大離陸高度が変わる
まず、Plusバッテリーを使うと、最大離陸可能高度が4000mから3000mに下がります。これは、機体が重くなった分、推進システムに余裕がなくなるからですね。日本には4000m級の山はあまりありませんが、海外での撮影を考えている人や、高地での飛行を予定している人は覚えておいたほうがいいでしょう。
EUではPlusバッテリーが販売されていない
もう一つ、地味に大きなのがこれ。EU圏では、DJI Mini 4 ProのPlusバッテリーは販売が禁止されています。なぜかというと、機体重量が250gを超えると「C0クラス」の認証を維持できなくなるから。DJIはこのクラス分けを守るために、EUではPlusバッテリーをあえて販売していないんです(DJI公式スペックより)。
日本では普通に買えますが、「このバッテリー、ヨーロッパじゃ使えないんだな」という背景を知っておくと、DJIの戦略も見えてきますね。
飛行時間はもちろん伸びる
もちろん、大きなメリットは飛行時間。標準バッテリーで最大34分、Plusバッテリーで最大45分(DJI公式スペック、2023年9月公表)。この差は、特に動画撮影をがっつりやる人には大きいです。バッテリー交換の手間が減るのは、現場でのストレスを大きく減らしてくれます。
【比較表】標準バッテリーとPlusバッテリーを全部比較
ここで、今までの情報を一覧にまとめてみました。バッテリー選びの参考にしてください。
| 比較項目 | 標準バッテリー | Plusバッテリー |
|---|---|---|
| バッテリー重量(公式) | 約77.9g(DJI公式、2023年) | 約121g(DJI公式、2023年) |
| 機体総重量(推定) | < 249g(公式値) | 約292g(バッテリー差分から推定) |
| バッテリー容量 | 2590mAh | 3850mAh |
| 最大飛行時間 | 34分 | 45分 |
| 最大ホバリング時間 | 30分 | 39分 |
| 最大離陸可能高度 | 4000m | 3000m |
| EUでの販売 | 可 | 不可(C0クラス維持のため) |
| 日本国内の航空法区分(目安) | 100g超・200g超該当 | 100g超・200g超該当 |
(※機体総重量の推定値は、公式非公表のため実際の製品個体差により変動する可能性があります)
この表を見ると、Plusバッテリーのメリットは「飛行時間の延長」にほぼ集約されていて、デメリットは「高度制限」「EU非対応」「重量増」の3つ。どちらを選ぶかは、自分の飛行スタイル次第だと言えますね。
2025年5月からの新事実:型式認証を取得しました
ここで、多くの解説記事にはまだ載っていない最新情報をお伝えします。
DJI Mini 4 Proは、2025年5月に日本の型式認証を取得しました(販売店情報:システム5、2025年5月〜)。型式認証とは、国土交通省が定める技術基準に適合していることを証明するもので、これがあるとドローンの飛行申請がスムーズになるケースがあります。
重要なのは、2025年5月の認証取得以前に製造された機体は、この型式認証に対応していないという点です。つまり、今から新品を買うなら認証済みモデルを選べますが、中古市場などでは非対応モデルがまだ流通している可能性があります。
この情報、実は2026年8月現在でも多くのまとめサイトで触れられていません。もしあなたが「これから購入する」のであれば、型式認証対応モデルを選ぶほうが、将来的に安心です。特に、申請の手間が減るのは大きなメリットですからね。
じゃあ、どっちのバッテリーを選べばいいの?
ここまで読んで、「結局、標準とPlus、どっちを買うべき?」という疑問が湧いてきたと思います。答えは、あなたの飛行スタイルで決めましょう。
- 「たまに公園で気軽に飛ばす」という人 → 標準バッテリーで十分。重量も軽いので持ち運びもラクです。DJI Mini 4 Proの標準セット(DJI RC-N2付属)を買えば、最初から付いてきますしね。
- 「山や海でじっくり空撮したい」という人 → Plusバッテリーは強い味方。飛行時間が伸びるので、シャッターチャンスを逃しにくくなります。ただし、高度制限があるので、高地での飛行を予定している人は注意が必要です。
- 「とにかく長く飛ばしたい」という人 → Fly More コンボ Plus(DJI Mini 4 Pro Fly More コンボ Plus)を選ぶのがおすすめ。Plusバッテリーが3つ付いてくるので、ロケ地でのバッテリー切れの心配がぐっと減ります。
いずれにしても、Plusバッテリーを使っても日本の法規制上の区分は変わらないというのが僕の見解です。「Plusにしたら違法になる」というわけではないので、そこは安心してください。ただし、飛行場所のルールは別途確認するのを忘れずに。
まとめ:重量を知って、自分に合ったMini 4 Proライフを
DJI Mini 4 Proの重量は、バッテリーひとつで「軽量機」から「ミドル級」に変わります。標準バッテリーなら249g未満、Plusバッテリーなら約292g(推定)。この差を理解した上で、自分にとって必要な飛行時間や、飛行環境を考えて選ぶのがベストです。
そして、忘れちゃいけないのが2025年5月の型式認証取得。これから買うなら、認証済みモデルを選んでおけば、申請関係で後悔することは少ないでしょう。
ドローンは飛ばしてナンボの世界。バッテリー選びで後悔しないためにも、この記事で紹介したポイントを頭に入れて、あなたにぴったりの一台を見つけてくださいね。空からの景色は、きっとあなたを待っています。

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