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DJI Agras T25を今買うべきか?新型T25Pと比較してわかった「買い時」と価格・性能のリアル

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農業用ドローンの導入を本気で検討し始めると、必ず名前が上がってくるのがDJIのAgrasシリーズです。中でも、コンパクトながらパワフルな「Agras T25」は、これからドローン散布を始めたい人や、既存のTシリーズからの買い替えを考えている人に人気のモデルです。

でも、ちょっと待ってください。2026年3月にDJIから「Agras T25P」という新モデルが発表されたのをご存知でしょうか?「T25とT25P、何が違うの?」「今から買うならどっちを選べばいいの?」という疑問は、まさにこの記事で解決します。

結論から言うと、予算を最優先するなら価格が落ち着いてきたT25、より高い散布効率と安全性を求めるなら新型のT25Pがおすすめです。 特に粒剤(りゅうざい)の散布量や安全機能に明確な差があるので、あなたの作業スタイルに合わせて選ぶ必要があります。

今回は、多くの記事で触れられていない「T25とT25Pの違い」や「価格に影響する関税の最新事情」、「実際のユーザーが感じる運用のリアル」まで、現時点(2026年8月15日)で入手できる最新情報をもとに徹底的に解説していきます。

T25とT25P、何がどう進化したのか? 新旧モデルを徹底比較

まずは、最も気になるT25と新型T25Pのスペックを比較してみましょう。2026年3月に公開された海外の比較情報(HPDRONES, 2026年3月19日)をもとに、主要な違いを表にまとめました。

項目DJI Agras T25amazon_link product=”DJI Agras T25P”
散布タンク容量(液剤)20 L20 L
最大散布流量(液剤)最大24 L/min(4ノズル構成時)最大24 L/min(4ノズル構成時)
ホッパー容量(粒剤)25 kg25 kg
最大散布流量(粒剤)最大 72 kg/min最大 190 kg/min
安全システム前方・後方フェーズドアレイレーダー + バイノキュラービジョンセキュリティシステム 3.0 + トリビジョン

見ての通り、液剤の散布性能に関しては大きな差は見られません。しかし、粒剤の散布流量はなんと2.6倍以上に向上しています。これは、肥料や種子などの粒状の資材をまく際の作業効率に直結する数字です。また、安全システムも一新されており、より細かい障害物の検知や回避が可能になっていると見られます。

つまり、T25Pは「粒剤をメインで使う人」や「より安全に自動飛行させたい人」にとって、大きなアドバンテージがあるモデルと言えるでしょう。

結局、今買うならT25?それともT25P? あなたに合った選び方

この差を踏まえて、具体的にどちらを選べばいいのか、パターン別に考えてみましょう。

T25が向いている人

  • とにかくコストパフォーマンスを重視したい
  • 液剤(除草剤や液肥)の散布がメインで、粒剤を使う頻度が少ない
  • 既存のT25用の周辺機器(バッテリーや充電器)をすでに持っている
  • 「新型だから」という理由だけでなく、実績のあるモデルで安定運用したい

T25Pが向いている人

  • 粒剤(肥料や種子)の散布を効率化したい
  • より広範囲を短時間で処理する必要がある
  • 最新の安全機能を活用して、初心者オペレーターでも安心して運用したい
  • 長期的に見て、最新モデルを導入することで生産性を向上させたい

もしあなたが「将来的に粒剤散布の需要が増えそう」とか「作業効率を少しでも上げたい」と考えているなら、T25Pの価値は十分にあるでしょう。逆に、「まずは液剤散布から始めたい」「初期投資を抑えたい」という場合、値段がこなれてきた現行のT25も非常にお買い得な選択肢です。

見逃せない価格の変動要因:関税と為替が与える影響

農業用ドローンは高額な買い物ですから、価格動向は非常に気になるところです。ここで注意したいのが、米国を中心とした中国製ドローンへの関税引き上げの影響です。

2025年以降、中国製の製品に対する累積関税が約170%にまで達したという情報があります(DroneTrader.com, 2026年6月29日)。この影響で、DJI Agras T50の実質価格は$22,000〜$28,000まで高騰したと報告されており、T25シリーズも価格変動の影響を少なからず受けていると見られます。

海外の情報では、T25の米国小売価格は$11,000〜$15,000程度(FOB価格で$8,000〜$11,000)とされています(grabarobot.com, 2026年3月19日)。日本国内での販売価格は、この価格に輸入関税や送料、販売店のマージンが加算されるため、さらに高額になることが予想されます。

この価格を考えると、新型T25Pはさらに高額になる可能性が高いです。そのため、予算が限られている場合は、価格が安定してきた現行のT25を狙うのも戦略的と言えるでしょう。逆に、生産性向上による投資回収を重視するなら、新型の高い散布性能に価値を見出すこともできます。

気になる「実際の使い勝手」と運用のリアル

ここからは、スペックだけではわからない「実際に使うとどうなの?」という点に触れていきます。T25シリーズでは、高性能なバッテリーシステムと充電器が運用の鍵を握ります。

バッテリーと充電器の実力

DJI Agras T25には、DB800 Intelligent Flight Battery(15.5Ah、1,500サイクル保証)というスマートバッテリーが採用されています。そして、C8000 Intelligent Chargerという充電器を使うことで、驚くべきことにわずか約9分でバッテリーを充電できるとされています(DJI Store Sofia公表値)。

この超急速充電は、稼働時間を最大化するための大きな武器です。ただし、この充電器をフルに活用するには、大容量の電源(発電機など)が必要になるケースが多いでしょう。例えば、D6000i Multifunctional Inverter Generatorなどの専用発電機を組み合わせることで、安定した電源供給が可能になり、フィールドでの連続作業が現実的になります。

操作体験と安全性

コントローラーはDJI RC Plusが標準で付属します。このコントローラーは大型の内蔵バッテリーと明るい画面を備えており、直感的な操作が可能です。

また、T25Pで強化された安全システムは、不整地や電線が多い日本の農地では非常に心強い機能です。障害物を自動で検知して減速・停止する機能は、特にこれからドローンを始める方にとって、大きな安心材料になるでしょう。

まとめ:T25とT25P、あなたの「今」に最適な選択は?

今回は、DJI Agras T25と新型T25Pの比較を中心に、価格事情や運用のポイントまで解説しました。

もう一度、簡単に選び方をまとめます。

  • コストを抑えて、まずは液剤散布から始めたい。DJI Agras T25
  • 粒剤散布の効率を劇的に上げて、生産性を高めたい。DJI Agras T25P
  • 安全性と最新機能を重視し、長期的に使いたい。DJI Agras T25P

T25とT25Pの間には、明確な性能差と価格差が存在します。あなたの農地の規模、散布する農薬や肥料の種類、そして何よりも予算を考え合わせて、最適な一台を選んでください。

いずれにせよ、導入前には必ず日本の航空法や農薬取締法に基づく飛行許可や資格の有無を確認することを忘れずに。正規販売店で実際の機体を確認しながら、あなたの農業を革新するパートナーを見つけてください。

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