【2026年5月法改正対応】DJI Mini 4 Proは今買っても大丈夫?対象機種の見分け方と購入後にやるべきこと

「DJI Mini 4 Pro、今買っても大丈夫なのかな……」。

そう思ってこの記事を開いたあなたは、おそらく最新の法改正の話を聞いて少し不安になっているのではないでしょうか。

結論から言います。DJI Mini 4 Proは今から購入しても全く問題ありません。 ただし、購入した機体がいつ製造されたものかによって、2026年5月から変わったルールの手続きが異なってきます。この違いを事前に知っておくかどうかで、ドローンを飛ばせるようになるまでの手間が大きく変わります。

この記事では、2026年5月1日にスタートしたDJIの新サービスを含め、「今、Mini 4 Proを買う人が知っておくべきすべて」 を、実際のユーザーの声や購入後のリアルな選択肢も交えながら解説していきます。スペックの羅列だけなら他の記事で十分です。ここでは「買った後、どう動くか」を徹底的に整理しました。

DJI Mini 4 Proとは?いまさら聞けない基本と「Mini 5 Pro」疑惑

まず、基本のおさらいです。DJI Mini 4 Proは、DJIが2023年9月に発表した小型カメラドローンです。機体重量は標準バッテリーで249g未満という軽さが最大の特徴で、手のひらにすっぽり収まるサイズながら、1/1.3インチCMOSセンサーによる4K/60fpsのHDR動画撮影や、全方向の障害物感知機能を搭載しています。

ここで一つ、検索しているとたまに見かける「Mini 5 Pro」というワード。これは実際には存在しない製品です。Miniシリーズは「Mini 1→Mini 2→Mini 3 Pro→Mini 4 Pro」と進化してきたので、つい「5」と検索してしまう人がいるようです。正しい製品名はあくまで DJI Mini 4 Pro なので、その点はご安心ください。

【最初にチェック】2026年5月の法改正で何が変わったのか

さて、本題です。2026年5月1日、日本国内のドローン規制に関連して、DJI JAPANが非常に重要な新サービスを始めました。

これまで、2022年12月以降に製造されたドローンは「型式認証」を取得していることが原則とされていました。しかし、DJI Mini 4 Proの初期製造分の中には、この型式認証の番号(第6号)が機体にシールとして貼られていないものがあるのです。

このままでは、そうした初期ロットの機体は日本の航空法に基づく「機体認証」を得ることが難しい状態でした。そこでDJIは、型式認証を取得していないMini 4 Proの機体についても、自社の点検整備サービスを受けることで、機体認証の申請に必要な書類を発行するという救済策を打ち出しました(出典:DRONE.jp、2026年5月7日)。

このサービスのおかげで、型式認証なしの機体でも、適切な手続きを踏めば合法飛行が可能になりました。 これが、今まさに知っておくべき最大のポイントです。

あなたの機体はどっち?「対象機体」の簡単な見分け方

では、実際に自分が買おうとしている機体(あるいは既に持っている機体)が、この新サービスの対象なのかどうか。これは非常に簡単に判断できます。

機体の底部(バッテリーを装着する部分の近く) をよく見てみてください。そこに 「第6号」という型式認証書番号が書かれたステッカーが貼ってあれば、その機体は既に型式認証を取得済みです。この場合は、今回の新サービスは特に気にしなくて大丈夫です。

逆に、そのステッカーが貼っていない機体が、今回のDJI新サービスの対象となります。中古品を購入する場合や、初期のロットがまだ店頭に残っている可能性もあるので、購入前に必ず実物で確認するか、販売店に問い合わせることをおすすめします。

対象だった場合の手続きの流れと注意点(やることは3ステップ)

もしあなたの機体が「ステッカーなし」の対象機体だった場合、以下の3ステップで手続きを進めることになります。

  1. DJI JAPANによる点検整備サービスの利用:まずはDJIに機体を預け、点検整備を受けます。この際に、機体が安全基準を満たしていることを示す「無人航空機同一性証明書」と「無人航空機適合確認書」が発行されます。
  2. 日本海事協会への申請:発行された書類を基に、今度は日本海事協会(クラスNK)に対して機体認証の申請を行います。
  3. 申請は「適合確認書」発行から30日以内が必須:ここが一番の落とし穴です。DJIから発行される「無人航空機適合確認書」には有効期限(30日以内) が設定されています。この証明書が発行されてから30日以内に日本海事協会への申請を完了させる必要があるので、書類が届いたらすぐに動けるように準備しておきましょう(出典:ドローンジャーナル、2026年5月)。

ユーザーが実際に感じている「リアルな声」と不満

さて、ここからは実際にMini 4 Proを使っているユーザーたちの声を、SNSやQ&Aサイトの投稿から集約してみました。スペックだけでは伝わらない、生のリアルな評価です。

まずポジティブな声としては、「とにかく軽くて持ち出しやすい」 という点が圧倒的に多く挙げられていました。それに加えて、「初心者でも全方向の障害物感知があるから安心して飛ばせる」「ActiveTrack(自動追尾機能)での撮影が思った以上に簡単で、動画のクオリティが一気に上がった」 といった意見が複数見られました。

一方で、ネガティブな声や購入前に知っておくべき不満点も確認されています。

  • 「思ったよりバッテリーの持ちが短い」:公式の最大飛行時間は34分ですが、実際に風のある屋外で使うと体感はもう少し短くなります。これは多くの小型ドローンに共通する点ではありますが、予備バッテリーの購入を検討したほうが良いでしょう。
  • 「風の強い日はやっぱり不安定」:軽量であるがゆえに、強風には弱いという意見も複数ありました。海辺や山間部での撮影を考えている人は、風情報のチェックが必須です。
  • 「法規制が複雑すぎてよくわからない」:これは今回の法改正も含めて、多くのユーザーが感じているストレスです。軽くて初心者向けの製品なのに、ルールは複雑。このギャップを埋める情報がまだまだ足りていないと感じます。

迷ったらコレ!標準バッテリー vs 長時間バッテリー、どっちを選ぶ?

多くの購入者が悩むのが、バッテリーの選択です。DJI Mini 4 Proには「標準智能飛行電池」と「長續航智能飛行電池(Plus)」の2種類があり、値段も飛行時間も変わります。

ここで知っておいてほしいのは、飛行時間の差以上に重要な「法規制上の違い」です。

下の表を見てください。

項目標準智能飛行電池長續航智能飛行電池(Plus)
最大飛行時間(公式)34分45分
機体総重量249g未満249g超過
日本国内での法規制比較的緩和(但し飛行場所は要確認)航空法の対象(許可・承認が必要な場合あり)
プロペラガード併用可能不可

出典:DJI公式スペックページをもとに作成(2023年発表)

ご覧の通り、長時間バッテリーを使うと機体総重量が249gを超えてしまうため、航空法の対象となる機体に変わってしまいます。飛行できる場所や必要な手続きが変わってくるので、「とにかく手軽に飛ばしたい」という初心者の方は、まずは標準バッテリー一択です。

コントローラー(RC 2 vs RC-N2)の賢い選び方

もう一つ、購入時に必ず直面する選択がコントローラーです。「DJI RC 2(モニター付き)」と「DJI RC-N2(スマホ装着型)」の2種類があります。

ここで重要なのは、「普段、自分はスマホの画面を見ながら何かをするのに慣れているか」 という視点です。

  • DJI RC 2:明るい画面内蔵で、スマホをセットする手間がありません。特に屋外の日差しが強い場所では見やすく、快適です。ただし、その分価格は高くなります。
  • DJI RC-N2:自分のスマホをモニターとして使います。価格を抑えられるのが最大のメリットです。ただ、スマホの明るさやバッテリー消費に左右される点は注意が必要です。

初めてのドローンで「なるべく安く始めたい」という方にはRC-N2、快適性を取るならRC 2というのがシンプルな答えです。予算に余裕があれば、私はRC 2をおすすめします。撮影に集中できる環境がぐっと整います。

FPV(ファーストパーソンビュー)で遊びたい人へ

もう一歩踏み込んだ楽しみ方として、FPV(ファーストパーソンビュー)飛行があります。これは機体のカメラ映像をゴーグルで見ながら、まるで自分が空を飛んでいるかのように操縦する方法です。

DJI Mini 4 Proは、DJI Goggles 2DJI 穿越搖桿2(トランスミッター)と連携させることで、このFPVモードでの飛行が可能です。ただし、この遊び方はある程度の操縦スキルが必要で、事故のリスクも高まります。「カメラ映像を楽しむ」ためのドローンとして買うのが無難で、FPVは「慣れてきたら試すオプション」として捉えておくと良いでしょう。

まとめ:Mini 4 Proは「買い」なのか?

最後に、冒頭の問いに対する答えを改めて整理します。

DJI Mini 4 Proは、小型ドローンの中でも最も完成度が高く、かつ「これから買う人」にとっても安心できる機体です。

その理由は、2026年5月の法改正によって、型式認証の有無にかかわらず、DJIが面倒な手続きのサポート体制を整えたからです。この情報を事前に知っているあなたは、他の購入者より一歩先を行っています。

購入後は、

  1. 機体底部のステッカーを確認する。
  2. バッテリーは標準を選ぶ(法規制を気にせず飛ばしたいなら)。
  3. コントローラーは予算と快適性のバランスで選ぶ。

この3つを押さえれば、あなたのMini 4 Proライフはスムーズにスタートします。軽くて高性能なこの機体で、これまでにない映像体験をぜひ楽しんでください。

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