DJI Mini 4 Proの製造番号(シリアル番号)を探しているあなた、まずは結論からお伝えします。製造番号はバッテリーを外した機体内部に貼られたシールと、製品パッケージの背面に記載されています。そして2025年5月にこの機体が第二種型式認証を取得したことで、製造番号を使った登録手続きにいくつか重要な変更点が生まれています。この記事では、製造番号の具体的な場所はもちろん、型式認証機体と非認証機体での扱いの違い、登録時に間違いやすいポイントまで、実務レベルで解説していきます。
DJI Mini 4 Proの製造番号(シリアル番号)はどこにある?具体的な確認方法
製造番号を探すにあたって、まず知っておきたいのが「表示場所は複数ある」ということ。DJI Mini 4 Proのシリアル番号は、以下の3か所で確認できます。
① バッテリーを外した機体内部
バッテリーをスライドさせて取り外すと、バッテリースロットの奥に白いシールが貼ってあります。このシールに記載されている英数字の羅列が製造番号(シリアル番号)です。20桁の英数字で構成されており、実例としてFAA(米国連邦航空局)の登録データベースには「1581F6Z9A23AGML3SMZ7」という番号が確認されています(2024年12月時点)。
② 製品パッケージの背面
購入時の箱をまだ保管しているなら、パッケージの背面にある「S/N」というラベルをチェック。ここにも同じ製造番号が記載されています。
③ DJI Flyアプリ
バッテリーを外すのが面倒な場合は、DJI Flyアプリからも確認できます。アプリを起動し、機体と接続した状態で「プロフィール」→「デバイス管理」→「機体情報」の順にタップすると、シリアル番号が表示されます。
ちなみに、製造番号はモデル番号(型番)とは別物です。モデル番号は「CP.MA.00000731.04」や「CP.MA.00000732.01」といった、製品の仕様バージョンを示すコード。これに対して製造番号は個体ごとに割り振られた固有の番号で、ドローンの登録や保証申請で実際に使うのは「製造番号(シリアル番号)」の方です。
製造番号が必要になるシーンとは?
「製造番号って結局どこで使うの?」という疑問もあるでしょう。代表的なのは以下の4つです。
- リモートID登録(国土交通省への機体登録):ドローンを飛行させるために必須の手続き。型式認証機体の登録では、製造番号に加えて「型式名」の正しい入力も求められます。
- DJI公式の保証申請・修理依頼:製品保証の対象かどうかを確認するために必要です。
- 中古購入時の真贋確認:製造番号をDJIのデータベースと照合することで、正規品かどうかをある程度判断できます。
- 盗難時の所有証明:万が一の際に、自分の機体であることを証明するための重要な情報になります。
【2025年5月最新】型式認証取得で製造番号の扱いはどう変わった?
ここからがこの記事の一番のポイントです。DJI Mini 4 Proは2025年5月23日、一般消費者向けのカメラドローンとして初めて第二種型式認証(型式認証書番号:第6号)を取得しました(出典:ドローンジャーナル/Impress)。型式名は「DJI式 DJI Mini 4 Pro型」と定められています。
この型式認証の取得によって、特に機体登録時の手続きに大きな影響が出ています。具体的には以下の点に注意が必要です。
① 登録時の「型式名」の入力ミスに注意
型式認証を取得した機体(2025年5月以降に出荷された機体)を国土交通省のリモートID登録システムで登録する際、製造者名は「DJI JAPAN株式会社」、型式名は「DJI Mini 4 Pro【DJI式 DJI Mini 4 Pro型】」と入力する必要があります。単に「DJI」を選んでしまうと、型式認証を受けていない機体として扱われてしまうので、ここは絶対に間違えないでください(出典:システムファイブ公式サポート、2025年7月)。
② 機体交換後も製造番号は変わらない
DJIのカスタマーサポートで機体交換(リペア&リプレース)を行った場合でも、製造番号は変更されないというのが公式の見解です(出典:DJI公式ガイダンス「Guidance for TC aircrafts_JP v1.0」)。これは従来のDJI製品と同じ扱いで、機体交換後も登録情報を更新する必要はありません。
③ 製造番号から「認証機体」かどうかは判断できる?
型式認証を取得した機体には本体に型式名と認証書番号が表示されますが、製造番号のフォーマット自体が認証前後で変わったという公式発表は現時点ではありません。そのため、製造番号の数字だけを見て「この機体は型式認証済みだ」と判断するのは危険です。確実なのは、本体の表示ラベルを直接確認するか、販売店やDJIサポートに問い合わせることです。
製造番号と間違えやすい「モデル番号」「JANコード」「型式名」の違い
ここで一度整理しておきましょう。DJI Mini 4 Proには複数の「番号」が存在し、これらを混同している人が非常に多いです。特に製造番号を探しているときに「モデル番号」を見つけて「これだ!」と誤認してしまうケースが後を絶ちません。
| コードの種類 | 具体例 | 主な用途 | どこにある? |
|---|---|---|---|
| 製造番号(シリアル番号) | 1581F6Z9A23AGML3SMZ7(20桁) | 個体識別・登録・保証申請 | バッテリースロット内部・パッケージS/Nラベル・DJI Flyアプリ |
| モデル番号(型番) | CP.MA.00000731.04 / MT4MFVD | 製品仕様の識別 | パッケージ・販売サイトの仕様欄 |
| JANコード | 6941565969040(13桁) | 日本の流通・POSレジ用 | パッケージのバーコード |
| 型式名(国交省登録用) | DJI式 DJI Mini 4 Pro型 | 型式認証機体の登録 | 型式認証取得機体の本体表示・国交省資料 |
製造番号だけが「1台ごとに異なる番号」であり、他のコードはすべて「この製品はこういう種類です」という製品群を識別するためのものです。保証申請や機体登録で求められているのはほぼ間違いなく「製造番号(シリアル番号)」なので、パッケージのバーコード(JANコード)を読み取って登録しようとしても弾かれてしまいます。注意してください。
中古でDJI Mini 4 Proを買うときに製造番号で確認すべきこと
中古品の購入を検討している場合、製造番号はとても重要なチェックポイントになります。以下の3つを確認しておくと安心です。
① 製造番号が読み取れるか
経年劣化でシールが擦れて読めなくなっている個体もあります。バッテリーを外して実際に確認させてもらいましょう。もし番号が読み取れないなら、アプリで表示できるかどうかも合わせてチェック。
② 型式認証の有無を確認する
2025年5月以降に出荷された機体は型式認証済みですが、それ以前の個体は非認証です。中古市場では両方が混在しています。登録手続きの手間が違うので、自分がどちらを買っているのかは把握しておいてください。
③ パッケージのS/Nと本体のS/Nが一致するか
パッケージが付属している場合は、パッケージ背面のS/Nと本体の製造番号が一致するか確認しましょう。一致しない場合は、何らかの事情(違うパッケージに入れ替えられた、修理履歴ありなど)が考えられます。
まとめ:製造番号を正しく見つけて、スムーズな登録・手続きを
DJI Mini 4 Proの製造番号は「バッテリースロット内部」もしくは「パッケージ背面のS/Nラベル」で確認できます。番号は20桁の英数字。そして何より、2025年5月に型式認証を取得した機体は、登録時の型式名を「DJI式 DJI Mini 4 Pro型」と正しく入力する必要があるというのが、これまでと違う大きなポイントです。
製造番号そのものは昔と変わらず同じ場所にありますが、その番号を「何のために」「どう使うか」が変わっている——この点を理解しておけば、ドローンの登録や保証申請で「入力したけどエラーになった」というトラブルに巻き込まれる確率はぐっと下がります。
また、万が一「製造番号がうまく読み取れない」「型式認証機体かどうか確かめたい」という場合は、DJI JAPANの公式サポートに問い合わせるのが確実です。同時に、購入時のパッケージや付属品(DJI RC 2やDJI RC-N2のような送信機も含めて)は、製造番号を再確認するためにもしばらく保管しておくことをおすすめします。

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